最新・都道府県「離婚率」ランキング...全国平均をはるかに凌駕する「別れる夫婦」が多い県

最新・都道府県「離婚率」ランキング...全国平均をはるかに凌駕する「別れる夫婦」が多い県

  • 幻冬舎ゴールドオンライン
  • 更新日:2022/09/23
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2021年の婚姻数は50万件ほど。誰もが幸せな将来を思い描いて結婚するものの、別れを選択するケースも珍しくありません。最新の離婚事情をみていきましょう。

2021年の離婚件数は18万件…都道府県別にみていくと

厚生労働省『令和3年人口動態』によると、2021年の離婚件数は18万4,384件。3分に1組が離婚しています。ひと口に離婚といっても、すんなり離婚に至るケースもあれば、泥沼の離婚劇になる場合も。

夫婦の話し合いだけで離婚に至るのが「協議離婚」。夫婦で養育費や慰謝料などを取り決めます。話がこじれたり、平行線を辿ると、裁判所に頼ることになります。

家庭裁判所の調停手続を利用するのが「調停離婚」。調停委員が中心となり夫婦双方の話を聞き、離婚の条件等を調整してくれます。離婚調停で些細なことが原因で調停不成立になりそうな場合、家庭裁判所の裁判官が職権で必要な決定を下して成立させるのが「審判離婚」。離婚訴訟中に、双方が歩み寄り和解に至るのが「和解離婚」。離婚訴訟中、被告が原告の言い分を全面的に受け入れるのが「認諾離婚」。そして判決により離婚が成立するのが「判決離婚」です。

2021年では、離婚の86%が協議離婚。残り、14%あまりは夫婦の話し合いでは決着がつかず……という離婚でした。裁判所に委ねられた離婚について内訳をみていくと、調停離婚が1万6,975件で67.5%。和解離婚は3,479件で13.8%、和解離婚が2,737件で10.9%、判決離婚が1,944件で7.7%。認諾離婚は1年で8件だけでした。

都道府県別に人口1,000人あたりの離婚件数である離婚率をみていきましょう。全国平均は1.50。離婚率が最多なのが「沖縄県」で1,000人あたり2.20。続くのが「大阪府」「福岡」で1.70ですから、いかに「沖縄県」が突出しているかが分かります。その理由として、おおらかな人が多いからと、県民性があがられることが多いようです。一方で離婚率が最も低いのは「秋田県」で1,000人あたり1.11。「富山県」「山形県」「新潟県」「岩手県」と続きます(関連記事:『都道府県「離婚率」ランキング【2021年】』)。

【都道府県「離婚率」上位10】

1位「沖縄県」2.20

2位「大阪府」1.70

3位「福岡県」1.70

4位「宮崎県」1.69

5位「北海道」1.68

6位「和歌山県」1.59

7位「大分県」1.58

8位「鹿児島県」1.57

9位「熊本県」1.56

10位「香川県」1.55

出所: 厚生労働省『令和3年人口動態』より

離婚でひとり親に…経済的に困窮する母子世帯が多い都道府県は?

ひと言で「離婚」といっても、事情はさまざま。子どもがいる場合は、多くが「母子世帯」、または「父子世帯」となるでしょう。ひとり親世帯では色々と苦労がありますが、そのひとつが経済面。特に所得が低い傾向にある母子世帯では深刻なケースが目立ちます。厚生労働省『全国ひとり親世帯等調査』(平成28年実施)によると、ひとり親世帯のうち、父子世帯の平均年収は398万円、母子世帯は200万円。低所得の理由として、母子世帯の半数が非正規社員であることがあげられます。

最新の国勢調査によると、全国の母子世帯(母と子どもだけの世帯)は64万6,809世帯。そのうち離婚を理由にした母子世帯は52万1,263世帯です。

一般世帯における離婚による母子世帯の割合は、全国平均0.94%。都道府県別にみていくと、最多は「沖縄県」で1.77%。続く「宮崎県」は1.55%。「鹿児島県」「和歌山県」「佐賀県」と続きます。一方で割合が最小なのは「東京都」で0.56%。続くのが「神奈川県」で0.71%。「千葉県」「富山県」「埼玉県」と続きます。

【一般世帯における「離別による母子世帯の割合」上位10】

1位「沖縄県」1.77%

2位「宮崎県」1.55%

3位「鹿児島県」1.47%

4位「和歌山県」1.38%

5位「佐賀県」1.35%

6位「熊本県」1.32%

7位「青森県」1.31%

8位「長崎県」1.29%

9位「鳥取県」1.27%

10位「大分県」1.27%

出所:総務省『令和2年国勢調査』より算出

やはり離婚率の高い地域が離別による母子世帯の割合が高い傾向にはありますが、単身世帯の割合が高い都市圏はその割合が低くなるようです。

経済的に厳しいケースが多い母子世帯。離婚や未婚、死別など、母子のみになる理由はさまざまですが、その存在感は地域によって異なります。窮状を訴える声も届きにくくなる……そのようなことがないよう、きめ細やかなサポート体制が重要です。

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