寒波で京都が大混乱...満員電車に4時間超閉じ込め「過呼吸のお客様が」 線路に脱出も

寒波で京都が大混乱...満員電車に4時間超閉じ込め「過呼吸のお客様が」 線路に脱出も

  • テレ朝news
  • 更新日:2023/01/25
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10年に一度のレベルの寒波の影響で、全国各地で大きな影響が出ています。京都市の中心部では、車の立ち往生や大渋滞が相次いでいます。ポイント故障で電車が止まって、大雪のなかで4時間以上満員の車内に閉じ込められたという乗客も出ています。

■京都 市街地でも30分間で道路“一面真っ白”に

24日午後6時20分ごろ、京都市の国道1号では大渋滞。赤いテールランプの長い列ができています。ホワイトアウトで先頭が見えない状態です。さらに、車の列はずっと奥まで伸びています。

撮影者:「(午後)5時くらいに見た時は流れてた。(午後)6時20分くらいに、もう1回見たら『うわっ』ってなって。めちゃ混んでるなって。一気に積もり始めて、その時外に出たら3、4センチくらい(雪が積もって)もう歩道が白かった」

滋賀県の国道でも、ノーマルタイヤで走行していた車が次々とスタックし、複数の車が立ち往生することになりました。

雪に慣れていない京都で、降り積もる大雪。市街地では、夕方5時前から降りはじめ、およそ30分間で道路は一面真っ白になりました。

32年京都に住んでいる男性:「17時くらいから、すごい雪がよく降ってきたので。本当にもう、一気に銀世界になるような感じで。あっという間に積もった感じ。京都の中心部で、ここまで積もるのは珍しい。昼間は、そこまで寒いってわけじゃなかったけど。一気に気温が下がったなと。盆地の街なので、風が強いっていうのも珍しいですし。傘も持っていかれそうになるくらい強い風でしたし。なかなか京都では、味わうことのないような吹雪でした」

市内では、強風で傘が飛ばされ目の前を走るバスの前に…。バスはすぐにブレーキを掛けて停車します。持ち主は傘を回収し、無事歩道に戻りました。

■帰宅時間に大雪…満員電車“閉じ込め”4時間超

交通の障害は、道路以外でも…。24日午後5時半ごろ、大粒の雪が強風で横殴りになっていた京都駅前。傘を差す人は、傘が裏返り、京都タワーも、白い雪に包まれています。

強風で、雪は京都駅の構内まで吹き込んでいます。夜の帰宅時間帯に突如、大雪に見舞われた京都。駅構内は多くの人でごった返し。ホームにつながる階段前には、大行列ができていました。

大雪により各路線が遅延するなどダイヤが乱れたことから、安全確保のため入場を規制し、大混雑となっていたのです。

24日午後10時ごろ、JR京都線の車内の写真。帰宅時間帯ということもあり、車内は満席状態でした。

JR西日本によりますと、24日午後8時ごろから京都線の大阪から京都の間の複数の線路ポイントが大雪のために故障し、切り替わらなくなりました。

このため、少なくても15本の列車が乗客を乗せたまま動けなくなったというのです。

4時間以上閉じ込められた20代大学生:「満席の状態です。情報が全然入ってこなくて。他のお客さんもイライラしている状態」

京都駅から乗車したという大学生は、電車の中で4時間以上閉じ込められたといいます。

大学生:「きょうみたいな大雪、仕方ないとは思うけど、ないように願いたいですね」「(Q.具合悪くなる人は?)いました」「(Q.具体的にどんな感じだった?)ちょっと倒れそうだったり、うつむいたりとか」

車内アナウンス:「過呼吸のお客様がいらっしゃいますので、ただいま、救急隊が駆け付けております」

別の乗客は、次のように話します。

40代会社員:「本当に西大路駅のすぐ手前で、動き出して10秒くらいで着くようなとこやったんで。ようは車両1個分前にずらせば、全員降ろせたよねとは思いますね」

降りる駅まで車両一つ分。およそ数十メートルの距離にもかかわらず、2時間以上閉じ込められたといいます。

会社員:「まあ、とにかく疲れました。あと、寒かったです」

■“極寒線路”に脱出 救急搬送も…タクシー大行列

午前2時、琵琶湖線などが通るJR山科駅近くでは、線路に降りて極寒のなか待つ人たちもいました。近くには、消防車が数台止まっています。

撮影をした人は、電車の立ち往生に巻き込まれた友人を迎えにきたといいます。

乗客たちの誘導は、体調のすぐれない人が優先されたこともあり、友人は少なくとも1時間以上は線路で待たされたということです。

消防によると、JR山科駅近くで立ち往生した列車の乗客10人が気分が悪くなったり、一時的に意識を失ったりして救急搬送されました。

京都駅前のタクシー乗り場。電車の代わりにタクシーを待とうとしているのか、折れ曲がるようにして100メートル以上の大行列ができています。その数は、およそ300人です。

帰宅時間を直撃した最強寒波は、未明にまで影響をもたらしました。

■東京で“初雪”…千葉では強風で“足場倒壊”

各地で被害をもたらした大雪は、関東でも…。

24日午後6時ごろ、茨城県水戸市では強い横殴りの雪が降り始めました。信号待ちの車には多くの雪がまとわり付き、突然の大粒の雪に、傘を差していない人は走っています。

雪は都心でも降りました。24日、東京で初雪を観測しました。

20代会社員:「芯から凍える寒さです」「『粉雪』一緒に歌いました。さっきそこで」

20代学生:「もう、だいぶ刺さりそうです」「風が…」

風で木の葉は大きく揺れ、強風で落ち葉やチラシが舞っています。

千葉県・舞浜駅では、この寒さのなか、スカート姿の女性がいました。

10代学生:「寒いです。おそろいにしようってなって。凍える寒さです。震える。感覚ない。ズボンにすれば良かった」

千葉県船橋市では24日、3階建ての建物の工事現場の足場が強風で崩れ、隣にある薬局の駐車場などに倒れました。車4台などが下敷きになりましたが、けが人はいませんでした。

また、東京・練馬区でも解体工事のために組まれていた足場が崩れるなど、各地で強風による被害が相次ぎました。

■「顕著な大雪」積雪急増…相次ぐ“立ち往生”

24日午後7時半、岡山県津山市でも強い横殴りの雪が降りました。

岡山県では、気象庁が「顕著な大雪に関する気象情報」を発表。真庭市上長田では、24日午後7時までの6時間に41センチの雪が降りました。

さらに、午後8時までの6時間に津山市では31センチ、美作市今岡では28センチの顕著な降雪を観測しました。

福井県大野市の国道158号では、24日午後9時半ごろ、大型トラックが雪の積もった坂をのぼれず動けなくなり、後続のトラックなど一時およそ20台が立ち往生しました。

福井県は現場周辺10キロ以上を通行止めにし、除雪や車両の誘導作業を夜通して行いました。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年1月25日放送分より)

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