【アーユルヴェーダで季節の変わり目の不調改善】今秋は「火」を意識して過ごすとよい?理由と実践法

【アーユルヴェーダで季節の変わり目の不調改善】今秋は「火」を意識して過ごすとよい?理由と実践法

  • ヨガジャーナルオンライン
  • 更新日:2021/10/14
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今年は長雨の多い夏で、ちょっぴり不完全燃焼のような、後ろ髪惹かれながらのあっという間の10月です。煮え切らない夏を感じながらも、気温が高い中では無意識に身体は冷却を求め、冷たいものを食べたり飲んだり、涼しい場所を好みたくなるもの。これが夏というものです。夏のバトンを秋へ、軽やかにスタートするために取り入れたい3つのピッタ(火のエネルギー)をご紹介します。

アーユルヴェーダってなに?

アーユルヴェーダとは、5,000年以上前にインド・スリランカで生まれた世界最古の予防医学の一つです。
主に瞑想やヨガ、オイルマッサージ、呼吸法、ハーブを用いた食事療法などで、毎日の生活に取り入れて病気を予防し、心と体の健康を保つことを目的としています。一般的に良いとされる食事法や健康法は、必ずしも全ての人にとって良いとは限らないので、本当に自分に合うものを選ぶことが大切です。私たちの身体を構成している基本組織でもある、自然界の3つの生命エネルギー”ドーシャ”をもとに、いまの自分の状態を見て、必要なものや手放すものを選んでいきます。

生命エネルギー”ドーシャ”とは?

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アーユルヴェーダでは、人の身体にはヴァータ(風のエネルギー)、ピッタ(火のエネルギー)、カパ(地のエネルギー)と呼ばれる3つの生命エネルギーがあるとされており、この3種類のエネルギーを“ドーシャ”と呼びます。
わたしたちはどれも持っていますが、3つのうちどれかが優勢であることが多く、これが自分のメインのドーシャタイプとして働いています。

これらのバランスを保つために大切にしたいのが、食事・生活習慣・環境の3つの要素。ドーシャは、気分やライフスタイル、年齢や季節などあらゆることに影響されます。特に季節の変わり目は、外的要因からの影響も大きく、体調や気分が変化しやすい時期。夏から秋にかけて乱れがちなドーシャを整えやすくするための工夫が必要です。

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アーユルヴェーダでは、夏=ピッタ(火のエネルギー)の要素が強くなると言われています。今年は長雨が多く、高湿度と低気圧が乗っかってきたものだから、湿ったマッチに火がつかないように、不完全燃焼を味わった夏だったように感じます。そのため、なんだかズルズルと夏の疲れを引きずってしまっている、そんな声をたくさん聞きます。

そこで夏から秋へ、乱れたドーシャを整えるために意識したい3つのことをご紹介します。

朝起きたらまずは1杯の白湯を飲もう

”内蔵が冷えている”とはよく聞きますが、特に気温の高い夏は体温を下げようとして身体が無意識に冷たいものを欲します。
自分が思っている以上に、冷たい飲み物や食べ物を選んで摂っていたり、涼しい場所で過ごす時間が多かったりと、見えない身体の中は意外と冷たいことに慣れてしまっているのです。
9月に入って朝晩涼しくなり、温かいものも取り入れやすい時期。
そんな秋の1日の始まりにはお湯を沸かして少し冷ました白湯を取り入れて。
50度前後が適正温度と言われていますが、ビクッと熱すぎず、そっと丁寧に飲めるくらいの肌感覚で楽しみましょう。
朝時間バタバタしがちなひとは、前日の夜に沸かしておいて保温ボトルにいれておくと朝には丁度良い温度に。
夏使用の身体へじっくり暖かさを浸透させて朝のスイッチを入れるように、これからやってくる冬支度として毎朝の習慣にしてみてください。

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料理には積極的に火を使おう

夏場はそれでなくても暑いのだからと、調理に長時間火を使うことを無意識に避けてしまいがち。
最近では電子レンジを使ってとても簡単に、そしてあっという間にできるレシピもたくさんありますが、今年の秋はできるだけ火を使って調理をすると食材からピッタ(火のエネルギー)を取り入れられるのでおすすめです。
ホットなスパイスを効かせた中華なんかいいですよね。
ちょっと早いかもしれないけど、野菜たっぷりのお鍋でヘルシーに燃やすもありです。
ホクホクとした一口を繰り返しながらじんわりと汗をかき、夏の長雨続きで湿った気分も気づけばすっきり!

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秋の夜長に火を灯す「キャンドル」を活用しよう

秋は、日の出から日の入りまでの時間が四季の中で一番短くなり、夜の時間が一番長い季節です。
そんな秋の夜長に、いつもの照明を落としてキャンドルの炎を愛でるなんていうのも五感で楽しむピッタ(火のエネルギー)としてはおすすめです。
炎は直接的なピッタ(火のエネルギー)エネルギーも強く、視覚から取り入れることでマインドに暖かさをもたらしてくれます。
好きな香りのキャンドルであればなおさら、リラックス効果も高まって睡眠の質もアップ。
心地よい風に揺れる炎に癒やされながら読書の秋を楽しむのもまた、秋の夜長の贅沢です。

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最後に

改めて振り返ったこの夏は、コロコロと変わる天候に振り回されつつ、遠くに行けないもどかしさと共に身近にある夏らしさを探しまわるという、なんとも風の時代らしい目に見えない夏を楽しんだ気がします。
そうしてやってきた季節の変わり目。わたしたちの心や身体が何を欲しているのかを丁寧に感じながら、じっくりと温かいピッタ(火のエネルギー)をぜひ側においてみてくださいね。

manami

2012年より、大手ホットヨガスタジオにて約7万人に向けレッスンを行う。ヨガインストラクター、店長、トレーナー、スーパーバイザーを経て独立。豪・仏にてサスティナブルな生活を学び、現在は京都でヨガ・瞑想・ボディメイクのクラスを中心に、よりヘルシーなライフスタイルの提案を行っている。全米ヨガアライアンス認定講師/マタニティヨガTTC/タイ古式マッサージセラピスト(タイ政府認定)/ナチュラルビューティースタイリスト

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