【木村和久連載】メンバー入りして心機一転も、思いどおりにいかぬ「第二のゴルフ人生」

【木村和久連載】メンバー入りして心機一転も、思いどおりにいかぬ「第二のゴルフ人生」

  • Sportiva
  • 更新日:2022/11/25

木村和久の「新・お気楽ゴルフ」
連載◆第20回

今思うと、自分のゴルフ全盛期にメンバー倶楽部の競技会に参加し、優勝したり、そこそこの成績を収めたりしたことは、かなりの自信になっています。

◆「美人すぎるキャディ」

現在、「夢よ、もう一度」とばかりに3回目の会員権を購入。メンバー入りして第二のゴルフ人生イコール、"セミリタイヤ・ゴルフ生活"を送ろうと画策中です。

ところがどっこい、仕事がわりと忙しいうえ、ゴルフの腕前が思った以上に上がらず、一歩前進、一歩後退......って、まったく進んでおらんがな。

とまあ、地味に過ごしているのが現状です。今回はそんなゴルフライフについて、ご報告したいと思います。

(1)会員権購入
約30年前に1450万円でゴルフ会員権を購入したのですが、今思い返すと、余りにも無謀でした。1200万円のローンを組んで、利率は年9.5%。総支払額は約2400万円......って、倍じゃん!

しかもこれ、倶楽部の親会社の経営不振で、泣く泣く売ることに......。退会届けを出したら、会員権の額面1000万円が戻り、450万円ほどの損となりました。それでも、当時は「軽傷で済んでよかったね」と言われたものです。

時は変わって現在、茨城県でちょっと遠いのですが、24万円の入会金のみの支払いでメンバーになりました。この金額の差が、平成と令和の違いですよね。なんて、安いんだろう。

とはいえ、これが値段に見合わず、コースは平らで広く、知っている人からは「なかなかいい買い物をした」とお褒めの言葉をいただいています。

さあ、きっかけはつかんだ。クラブ活動をやるぞ! というのが現在なのですが、先にも触れたとおり、多忙とゴルフのスランプなどがあって、なかなかホームコースでのラウンドには行けていないのです。

(2)ホームコースに行けない
まず仕事の話ですが、出版界は紙の印刷物が減り、電子出版が大躍進しています。仕事量は増えていますが、自転車操業であることに違いはなく、なかなかゆっくりする時間がとれません。

そしてゴルフですが、一応ゴルフ雑誌の仕事をやっているので、それ絡みでゴルフをする機会は多いのです。加えて、コロナ禍が落ちつきを見せて、誘いのラウンドやコンペが増えているのが実情です。

よって、ホームコースの予約をする前に、他の取材ゴルフや付き合いゴルフでスケジュールが埋まってしまう。そういえば、2度目のメンバーになった鶴舞カントリー倶楽部をやめた頃も、他の仕事が忙しくなって、だんだん行かなくなってしまいましたなぁ......。

そもそもメンバーライフって、最初はハンデをとるためにせっせと通いますが、あとは競技のみの参加になってしまったりします。平日にひとりでコースに行っても、一緒に回ってくれるメンバーがいなければ、ラウンドは成立しませんからね。それが、問題です。

ですから、メンバーの平日利用は1組とって、誰かと行く場合が多いです。ただ、平日に1組とるなら、今はネット予約でいろんなコースがとれるし、それほど高くもないので、わざわざ遠いホームコースに行く必要がないのです。一緒に行く仲間の都合を聞いても、ホームコースより、もっと近いコースに行こう、となりますし。

そんな状況のなか、タイトなスケジュールをやりくりし、ひとりで週末にでもホームコースに行こうとしたら......、突如スランプになってしまいました。

(3)スランプは突然に
スランプの原因はいろいろとありますが、新しくメンバーになったので、同倶楽部にゴルフクラブを1セット置きっぱなしにしようとして、足りないクラブを集め出したことがきっかけです。

集めたクラブは統一性がなく、スチールシャフトやカーボンシャフトが混在。アイアンも、UTも、感ずるまま適当に集めました。つまり、中古ショップ巡りをして、掘り出し物があったら、「これはいいな」とバンバン買ってしまったのです。

中古ショップの価格は、定価の半値から5分の1ぐらい。当然ながら、古いモデルのほうが安くなっています。もともと古いタイプが好きなので、「これ、3000円なの? 安いじゃん」みたいになって、どんどん買い足していきました。

気づいたら、買い集めたクラブは10本を超えてしまい、自分でも驚いています。どうやら購入スイッチが入ってしまい、買い物が止まらなくなってしまったようです。

そうして、購入したクラブを片っ端から打ってみたのですが、スペックがみんな違うので、いちいち打ち方を変えて対応しなければなりません。そうやっているうちに、「あれ、おかしいぞ?」となり、シャンクが止まらなくなってしまったのです。

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好みのタイプのクラブをいろいろと集めていたら、スランプに...。illustration by Hattori Motonobu

それから、いろいろと工夫してやっていますが、完治は無理な模様。いまだ、ごくたまにシャンクが出てしまいます。

ならば仕方がない。現在は「なるべくアイアンを使わないでラウンドしよう」といった状況にあります。

(4)アイアン少なめのラウンド
その昔、ロフト27度のUTとパターの2本だけを使ってラウンドしたことがあります。その時は『二本選手権』という競技で、ハーフ「46」で回って予選を突破しました。

実は私、わりと器用なんですよ。だったら、シャンク出すな~......って、そこは矛盾していますね。

それはそれとして、現在の自分のセッティングは、SW、PW、9番アイアン、そして2番手飛ぶ9番アイアン、その次は8番UTや6番UT......となっています。短い距離でもおおよそ120ヤードくらいまでは、UTで打っています。

問題は、それ以下の100~120ヤードの距離。そこは、2本の9番アイアンでカバーするって感じでしょうか。すごく調子が悪い時には、100~110ヤードでもロフト40度の8番UTで打ったりしています。

確かにラフや傾斜地では、UTよりアイアンのほうがしっかりボールをとらえてくれるのですが、シャンクも出やすい。そこら辺は難しい選択となります。

それで一度、思いきってUT多めのラウンド合宿をしてみました。とにかく自分のスタイルでゴルフをしてみよう、と。

結果は、なんとか2日連続で90台でラウンドすることができました。そこそこやれることがわかって、まずはめでたし、です。

(5)我が道をゆくゴルフ
当面、アイアンを多用するカッコつけのラウンドは諦め、UT多めのゴルフをする予定です。そういう意味では、"我が道をゆくゴルフ"なんでしょうかね。でも、ルール違反じゃないし、低反発ドライバーを使えば、競技にも出られます

負け惜しみを言うわけじゃないですが、アイアンよりもUTのほうがはるかに簡単に打てるクラブだと思います。

そもそもUTは、まだ誕生して日が浅いです。確かテーラーメイドのレスキューが最初とされており、1999年のデビューとなっています。

これからもクラブはどんどん改良されて、便利になっていくはずです。おそらく今後は、シャンクの出ないアイアンが発売される日もくるでしょう。その日がくるのも、決して遠くはないと思います。

とりあえずその日まで、頑張ってゴルフをするとしましょうか。

木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa

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