ゲーム開発機能やレンダリングエンジン機能向上の「Flutter 3.16」

ゲーム開発機能やレンダリングエンジン機能向上の「Flutter 3.16」

  • マイナビニュース
  • 更新日:2023/11/21
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Flutter公式ブログは現地時間11月15日、「Flutter 3.16」のリリースを発表した。公式WebサイトよりWindows、Linux、macOS、ChromeOS版をダウンロード可能でソースコードはGitHubに設置してある。

ライブカメラでオブジェクト認識も「TensorFlow Lite Plugin for Flutter」

最新バージョン「3.16」では、デザインテーマのデフォルト設定が「Material 3」(#130764)になる。useMaterial3: falseでオプトアウトできるが将来的には非推奨になるとしている。Demoサイトが用意されており、2と3を切り替えて各コンポーネントの違いを確認できるようになっている。また、Flutter用のレンダリングエンジン「Impeller」の進捗状況も報告しており、この3カ月間に209件のImpeller関連のコミットを行い、安定性やパフォーマンスの問題に関する42件のユーザーレポートを含む217件の問題を解決したとベンチマークを掲載している。

「Flutter Games Toolkit」のメジャーアップデートが行われている。同ツールは、カードやパズルなどのカジュアルなゲームを開発するツールキットで、今回新しいゲームテンプレートの追加、オープンソースゲームエンジン「Flame」と連携したendless runner(障害物回避系ゲーム)テンプレートの提供、Play Gamesサービス、アプリ内購入、広告、実績、クラッシュリティクスをサポートする開発者ガイドなどの提供が行われる。上記以外にも複数の機能改善や追加、新機能のプレビューなどが行われている。詳細はリリースノートで確認できる。

竹中貴一

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