若さの決め手はじつは髪。今のヘアスタイルがどこかしっくり来ないなら“変えどき”かもしれません。50代以上にもおすすめの簡単なテクニックを、ヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さんに教わりました。
今回のテーマは、「ひとつ結び」がこなれるテクニックについて。今すぐ使える簡単なヘアアレンジをマスターしましょう!
ひと手間でひとつ結びがおしゃれに!

同じ髪型なのに、こなれ感が出ている人と「ひっつめ感」が出ている人に分かれるのが「ひとつ結び」。
「ポイントは、後頭部の高さと顔周りにパラパラと落ちた老け毛の有無。ひと手間で、見違えます」
●若見えひとつ結びのつくり方
(1) ブラシを使わずひとつにまとめる

ワックスを全体になじませたら、ブラシを使わずに手ぐしでざっくりとまとめ、耳のつけ根の高さで結びます。
(2) 後頭部の毛を引き出し高さを出す

結び目を押さえ、後頭部のトップ部分の髪の毛束を少しずつ指で取り、軽く上に引き上げて高さを出します。
【ひとつ結びがおしゃれに!】

後頭部にほどよく高さのある、このボリューム感がベストバランス。
くるりんぱだけでよそゆきヘア完成!
簡単なのに「アレンジしました!」という特別感が出せるのが、「くるりんぱ」。
「朝のセットはもちろん、外出先の化粧室でも短時間で気軽にできるので、仕事後に予定がある日にもおすすめです」
●簡単くるりんぱのアレンジ術
(1) 低めの位置でひとつ結びをつくる

毛束を結んだゴムの上を指で2つに割って、左右に広げます。あまり髪を引っぱらず、ゆとりをもたせるのがポイント。
(2) 左右に広げた隙間に毛束を通せば完成

(1)でつくった隙間に、ひとつ結びした毛束を上から通したら完成!
【よそゆきヘア完成!】

湿気で髪が広がったときにも使えるアレンジです。
このほかにも『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社刊)では、大人の女性のヘア悩みが解決するテクニックをたっぷり紹介しています。
『これからの暮らしbyESSEvol.05』では今回紹介した以外に、50代~60代の暮らし上手さんが「やめてラクになったこと」、老けない美容とファッション、どっちがおトク?、夏野菜おかずレシピなど、暮らしに役立つ情報が満載。
ESSE編集部