北稜、福知山成美下しブロック優勝 想定外の快勝 絶好調男・岡の人生初満弾で勢い

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  • 更新日:2020/08/04

◇令和2年度 夏季京都府高等学校野球ブロック大会 Gブロック決勝 北稜11―3福知山成美(特別ルール7回)(2020年8月2日 あやべ)

想定外の快勝だった。昨春選抜大会など、春夏計7度の甲子園大会出場を誇る福知山成美を大差で下してのブロック優勝。北稜・手島健守監督(59)は「こんなこと起こるんやな…見たことないよ」としみじみと勝利の味をかみしめた。

絶好調男が一振りで試合を動かした。0―0の3回2死満塁、3番・岡優之介(3年)が福知山成美エース・山中を捉えた。迷いなく振り抜いた打球は大きな弧を描き、左翼席へと舞い降りた。

「満塁本塁打は人生初。二塁打くらいかなと思ったけど、打球を見ずに走ったので歓声で本塁打と気づいた。走っているときはいろんな人への感謝が浮かびました」

高校通算3本塁打のうち2本が今大会。岡が火を付けた打線は中盤にも着実に加点し、投げてはエース・池田晨之介(3年)が7回8安打3失点完投と安定感抜群だった。

今大会は各ブロックでの優勝を決め、それ以降のトーナメントは行わないため、この日が現チームでの最終戦となる。手島監督は「岡の満塁弾で、みんなが気持ちよくやれたんちゃうかな。僕は“こいつらとやるのも最後やな…”とかみしめていただけ。もう今、泣きそうで…。終わらんといてと思っていた」と感慨深げ。先月6日の誕生日には1、2、3年生それぞれから栄養ドリンクを贈られたことを明かし「いじってきとる。僕そんなに栄養ないか?と。選手らみんな孫みたいなもんやからね」と笑った。

例年なら甲子園優勝校だけの特権だった「勝って終わる夏」をチーム一丸で実現した。監督、そして北稜ナインの晴れ晴れとした笑顔が誇らしく輝いた。

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