プロボクシングWBA、IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27)=大橋=の次戦は、指名挑戦者でIBF世界同級1位のマイケル・ダスマリナス(28)=フィリピン=との3度目の防衛戦になる可能性が高まった。所属ジムの大橋秀行会長(55)が14日、「指名試合を受ける」と明言した。
共同プロモートする帝拳ジムの本田明彦会長(73)によると日本開催が有力。ただし現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外国選手の来日が難しく、早期の実現は困難。今春以降になる見通しだ。
井上はこの日、弟で元WBC世界同級暫定王者の井上拓真(25)=大橋=が判定勝ちした試合の応援で、東京・後楽園ホールを訪れ、所属ジムを通じて「これが井上拓真の強さ。兄弟での世界王者を目指して頑張っていきます」とコメントした。

井上尚弥