ミドルの価格でぶっちぎりの快適さ! ドコモ「LG style3」は高コスパが光る1台

ミドルの価格でぶっちぎりの快適さ! ドコモ「LG style3」は高コスパが光る1台

  • ASCII.jp
  • 更新日:2020/08/01
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今回レビューするのは、ドコモの「LG style3 L-41A」。4Gモデルの新ラインアップとして6月25日から販売されている本機種は、同社が取り扱ってきたミドルレンジの「LG style」シリーズの3世代目となるモデルです。

国内の取り扱いはドコモのみ。カラーは「オーロラホワイト」「ミラーブラック」の2種類で、価格は4万1976円(税込)となっています。

今回は1週間ほどLG style3を使う機会を得ることができました。前機種のLG style2は上質なデザインと大容量バッテリーが特徴で、ワンセグやおサイフケータイにも対応する点が魅力でしたが、LG style3はどう進化しているのでしょうか。レビューをお届けします。

手になじむコンパクトさ 上品なデザインが良い

まずは本体を見ていきます。前機種と比べると、見た目もサイズもすっきりした印象。側面は丸みがあってグリップしやすく、持っているとその軽さにも気づきます。コンパクトでとてもよく手になじみ、ポケットに入れても邪魔にならないでしょう。

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サイズは約72×152×8.7mm、重量は約160g

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本体右側に電源ボタンとSIMカードスロット

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左側に音量ボタンとAIキー

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下部にはUSB Type-Cポート、イヤホンジャック

本体左側にはGoogleアシスタントを呼び出せるAIキーを搭載。右手で持つとちょうど人差し指が当たる位置にあります。

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人差し指で押せる位置

前機種の特徴だった上質なデザインはしっかり受け継がれています。今回お借りしたのは「オーロラホワイト」。背面は光の反射で色味を変えますが、決してギラギラと輝くのではなく、落ち着いた色合いのうちにわずかな変化を楽しめます。老若男女問わず使えるデザインではないでしょうか。

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ギラつかない上品な色合い

TFT液晶だった前機種から変わって、LG style3は有機ELディスプレーを採用。サイズは約6.1型、解像度は3120×1440ドットのQuad HD+と性能が上がっています。ベゼルもすっきりしていて見やすく、動画視聴も十分なクオリティーで楽しめるでしょう。ただ、ディスプレーを斜めから見ると色味が変わる(やや赤みがきつくなる印象)点は気になりました。

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iPhone(右)と比較。ノッチは切り欠き型になった

カメラはスタンダードな性能 しかしポートレート撮影の質は……

LG style3のメインカメラは、標準(約4820万画素、F値1.8)+広角(約500万画素、F値2.2)の2眼構成。使用期間はずっと曇天が続いたため、色鮮やかな写真はあまり撮れませんでしたが、撮影の感触としては、実際の色味をそのまま表現できているように思います。ほとんどのシーンは通常撮影できれいに撮れるでしょう。

ちなみに、シーンに最適なモードで撮影できる「AIカメラ」機能を搭載しますが、こちらはやや色味が強くなる程度の補整なので、通常の「写真」モードで満足できるでしょう。

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標準で撮影

最大の8倍ズーム

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広角で撮影

画面内のアイコンをタップするだけで広角撮影に切り替わります。実用的には申し分ないクオリティーですが、通常時と比べるとわずかに精細さに欠けるように見えます。また、四隅に近づくにつれて歪みが強く出てしまっています。

食事も通常モードで撮影しましたが、美味しそうに撮れました。植物も風景と同じようにやはりシンプルな仕上がりになります。

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美味しそうに撮れた

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自然な色合いに

「ポートレート」モードは背景のぼかしをスライダーで調節できます。ただし、被写体と背景の識別はかなり不安定。被写体の一部にボケがかかってしまったり、背景の奥のほうがボケていなかったりと撮影に手こずりました。被写体からと一定の距離を空ける必要があるため、小さい物を撮りづらいのも難点です。

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顔の右側にまでボケがかかってしまっている

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「ポートレートを使用することができます」と表示されるまで離れる必要がある

また、夜景撮影モードも搭載しています。色の鮮やかさが物足りない印象ですが、明るさが少ない場所でもしっかり撮影できました。

インカメラは、約810万画素でF値1.9。メインと同様にポートレート撮影ができますが、メインよりも自然なボケがかかります。

価格以上の高性能CPUを搭載

OSはAndroid 10、CPUはSnapdragon 845を採用し、メモリが4GB、ストレージは64GBとなっています。

このSnapdragon 845というのは、これまでXperia XZ3やGalaxy S9、Google Pixel 3/3Lなどの旧世代のハイエンドモデルが搭載していたプロセッサーです。現在はさらに高性能なものが出ていますが、Snapdragon 845はまだまだ快適に使える性能を備えています。実際にLG style3はサクサクと動作し操作がもたつくこともありませんでした。グラフィックに優れるゲーム(今回はPUBG MOBILE)でも処理落ちせずにプレイできました。

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AnTuTu Benchmark(左)とGeekBench(右)で計測したベンチマーク。ミドルハイ相当のスコアだが、それ以上に動作の快適さを感じた

同じ価格で販売されている「Xperia 10 II SO-41A」のCPUはSnapdragon 665。実際に操作しないとわかりませんが、数値だけで見ると動作の快適さではLG style3が大きく上回るのではないかと思います。

バッテリー容量は3500mAh。前機種(3900mAh)から少し容量が減りましたが、それでも普段使いには十分なはず。電池持ちが不安になったときは、バッテリーセーブ機能があります。

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2段階のモードが用意されている

そのほか、Always On Displayの設定もできます。表示するイラストやアイコンがたくさん用意されているのもちょっと楽しいポイント。アプリアイコンは自分の見やすい表示サイズにカスタマイズできます。ゲームプレイ中は画面に「ゲームツール」アイコンが表示され、プレイ中の通知や画質の設定を変更できます。

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表示するイラストや画像を選べる

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スマホ初心者にも使いやすい

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ゲームプレイに関する設定を変更可能。解像度やフレームレートも変えられる

生体認証は指紋認証に対応。反応も速く、スムーズにロック解除できます。防水(IPX5/8)と防塵(IP6X)性能も備え、おサイフケータイにも対応します。ハイレゾ再生も可能です(対応スピーカー、イヤホンが必要)。ワンセグ/フルセグには非対応なものの、あると便利な機能をほぼそろっています。

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指紋センサーは背面中央に搭載。触れやすい位置にある

【まとめ】操作の快適さが何よりも魅力 使い勝手の良い1台

LG style3の最大の魅力は、動作の快適さです。約4万円でこの高性能なCPUを搭載している機種はめずらしく、実際ドコモの同じ価格帯である「Xperia 10 II」「Galaxy A41」がエントリー~ミドル下位のCPUを搭載していることを考えると、大きなアドバンテージであるといえます。普段使いで困ることはまずないでしょうし、ゲームや動画を楽しみたいユーザーにも応えうるスペックです。

防水・防塵、おサイフケータイに対応するのもうれしいポイント。また、個人的にはデザインも気に入っています。最近はビビッドな色合いで最先端を感じさせるスマホも多いなか、この落ち着いたカラーリングは他の持ち物とも調和しそうです。

繰り返しになりますが、約4万円でこのハイパフォーマンスぶりは魅力。5万円以下で使い勝手の良いスマホを探している方は、ぜひ検討してみてほしい1台です。

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LG Style3

友納一樹 編集●ASCII

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