機体のメンテナンスのため12日から種子島空港にとどまっていたアメリカ軍のヘリコプターは、先ほど離陸しました。
午前10時半すぎに種子島空港を離陸したのは、アメリカ軍嘉手納飛行場所属のヘリコプター「HH60」です。
九州防衛局によりますと、「HH60」は12日午後2時半ごろ種子島空港に着陸しました。アメリカ軍からは「飛行中にメンテナンスを行う必要が生じたため」と説明があったということで、機体は13日整備を終えましたが、沖縄の天候不良のため空港にとどまっていました。
ヘリは所属する嘉手納飛行場に向かったとみられます。
なお、種子島空港ではその20分後、別のアメリカ軍のヘリ3機が着陸しました。
県によりますと、3機についても事前に申請がありましたが、着陸の理由については「運用に関わるため答えられない」としています。
県によりますと種子島空港へのアメリカ軍機着陸はおととしは14回、去年は28回でした。アメリカ軍機が去年、県内の民間空港に着陸した回数は全国最多の81回で、種子島は奄美に次いで2番目に多くなっています。

米軍ヘリが種子島空港から離陸 12日から駐機「メンテナンスのため」
MBC南日本放送