中ロの国防相、軍事協力の強化を確認 アジア地域で米国や日本を牽制

  • 朝日新聞デジタル
  • 更新日:2021/11/25

中国の魏鳳和国務委員兼国防相とロシアのショイグ国防相が23日、オンラインで会談し、軍事協力を強化していく方針を確認した。両国軍はアジア地域での合同演習を活発化させており、同地域への軍事的影響力を維持してきた米国や日本を牽制(けんせい)する狙いがある。

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中ロ両政府が発表した。中国国防省によると、両氏は中ロ両軍の実務協力が進み、特に合同演習や訓練面で発展したとの認識で一致。「中ロは山のように団結し、友情は揺るぎない。戦略協力を継続的に深め、演習や合同巡航などの分野を強化する。両国の核心的利益と地域の安全を守る」ことを確認したという。会談には両国の海空軍の司令官も出席し、今年の合同演習を総括した。

中ロ両海軍の艦艇は10月、日本周辺をほぼ半周する初の合同巡視活動を実施。今月19日には両空軍爆撃機計4機が日本海や太平洋上空を共同飛行するなど、連携を強めている。

中国の習近平(シーチンピン)指導部にとって、対ロ関係の重要性は政治的にも高まっている。中国外務省の趙立堅副報道局長は23日、来年2月の北京冬季五輪開会式にプーチン大統領を招待し、すでに快諾を得たと発表した。

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