公衆衛生当局が証明!非感染者がマスクを着用するべき理由

公衆衛生当局が証明!非感染者がマスクを着用するべき理由

  • コスモポリタン
  • 更新日:2020/11/24
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「感染者が他人に移さないためにするもの」というこれまでの説明から一転!

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「他人を感染から守る」だけじゃない!

新型コロナウイルスのまん延を防ぐための対策として、公衆衛生当局が最初にマスクの着用を促したとき、それは自分が感染していた場合に、ほかの人にうつすことを防ぐためだと説明された。

だが、感染症対策においてリーダーシップを取る米疾病予防管理センター(CDC)は11月10日(現地時間)、正式にその説明を変更。「マスクは着用している人も感染から守るもの」と確認したことを明らかにした。

CDCはマスクが持つウイルスろ過の効果について科学的な面から説明する文書を発表。そのなかで、研究の結果、次のようなことが確認されたと述べている。

「感染力のある(ウイルスを含んだ)飛沫や10ミクロン未満の粒子などをろ過する効果がある。打ち込み本数(スレッドカウント)が多い生地を何層かに重ねて作ったマスクの方が、優れた効果を示している」

CDCによると、プラスチック素材の一つであるポリプロピレンなど、一部の素材は静電気の影響により、ろ過効率がより高くなるとのこと。また、シルクは水をはじく性質と呼吸のしやすさが特徴だという。

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証拠となるデータも多数

感染症が専門のNY州立大学バッファロー校のジョン・セリック教授は、「これを裏付ける優れたデータがたくさんあります」と語る。

たとえば、中国の北京で、少なくとも1人が感染した124世帯を対象に行った研究では、感染者が発症する前から本人も家族もマスクを着用していた場合、家族が感染する確率が79%低下したことがわかった。

感染症が専門のヴァンダービルト大学医学部のウィリアム・シャフナー教授は、「CDCがもっと早く、明確にこうした発表をしていてくれれば」と思っているという。「マスクが(他人ではなく)自分も守ってくれることを知っていれば、着用していた人はもっと大勢いただろう」と語る。

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すべての人が着用すべき

今回の発表は、マスク着用に関する今後の政府の方針にも大きな影響を及ぼす可能性がある。NY州サウサンプトンの病院に勤務する感染症が専門のラジーブ・フェルナンド医師は、国がマスク着用を義務化する可能性について、次のように述べている。

「私たちが新規感染者と死者の発生を防ぐための唯一の方法は、(無症状の人も含めて)すべての人がマスクを着用することです。今後のロックダウンを回避することにも役立つでしょう」

CDCは、「将来のロックダウンを避けるためには、政策としてすべての人にマスクの着用を求めること、特にソーシャルディスタンスの確保や手を清潔に保つこと、十分な換気を行うことといった公衆衛生上の対策を同時に行うことが役に立つ」との見方を示している。

とはいえ、マスクを着けていれば“完璧”というわけではない。セリック教授は、「(感染から)100%保護されるということは、決してありません」と警告した上で、こう述べている。

「ですが、ウイルスの放出を防ぐためにマスクを着用する人の比率が上昇するほど、ほかの人たちが付けているマスクにろ過の効果を求めようとする圧力は低下します。『巡り巡って己がため』ということになるのです」

※この翻訳は抄訳です。

Translation:Hearst Contents Hub

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