6日のウクライナ東部繁華街攻撃、自軍の誤射の可能性=米紙

6日のウクライナ東部繁華街攻撃、自軍の誤射の可能性=米紙

  • ロイター
  • 更新日:2023/09/20

[キーウ 19日 ロイター] - 米紙ニューヨーク・タイムズは19日、今月6日にウクライナ東部ドネツク州のコンスタンチノフカの繁華街で起きた爆発により少なくとも16人が死亡した件について、ウクライナ軍が誤射したミサイルが原因であることを示す証拠があると報じた。

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米紙ニューヨーク・タイムズは19日、今月6日にウクライナ東部ドネツク州のコンスタンチノフカの繁華街で起きた爆発により少なくとも16人が死亡した件について、ウクライナ軍が誤射したミサイルが原因であることを示す証拠があると報じた。提供画像(2023年 ロイター)

ウクライナ側はロシアのミサイルによるものと発表している。

同紙はミサイルの破片や衛星画像、目撃者の証言、ソーシャルメディアへの投稿などの証拠を収集・分析。それらはこの爆発がウクライナの防空ミサイルの誤射によるものであることを強く示唆していると報じた。監視カメラの映像では、ミサイルはロシア軍の後方からではなく、ウクライナ領の方向からコンスタンチノフカに飛来したという。

ロイターはこの報道を独自に確認することはできなかった。

この報道について質問されたウクライナ保安局(SBU)の報道担当者は、調査は現在も進行中だが、現場で回収されたミサイルの破片から、この攻撃はロシアの長距離地対空ミサイルシステムS-300によるものと考えられるとした。

一方、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は19日、6日の爆発について「ウクライナが自国の都市を攻撃した」と述べた。

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