バスケ女子日本代表、ワールドカップ2戦目でセルビアのハードな守備を切り崩せずに惜敗

バスケ女子日本代表、ワールドカップ2戦目でセルビアのハードな守備を切り崩せずに惜敗

  • バスケット・カウント
  • 更新日:2022/09/23
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文=佐保めぐみ 写真=FIBA.com

第1クォーターで9-24とビッグクォーターを許す

バスケ女子日本代表は、シドニーで開催中の『女子ワールドカップ2022』の第2戦でセルビア代表と対戦した。セルビア代表の指揮を執るのは昨シーズンまでデンソーのヘッドコーチを務めたマリーナ・マルコヴィッチだ。

日本の先発は山本麻衣、東藤なな子、赤穂ひまわり、オコエ桃仁花、髙田真希の5人。ともにディフェンスの強度が高く、開始1分間は無得点となったが日本はターンオーバーから失点し、0-5という出だしに。その後、オコエがドライブからジャンプシュートを決め、開始2分半でようやく日本も初得点を記録した。その直後にはメンバーを入れ替え、ベンチから出場した宮崎早織がスピードを生かしたドライブで得点すれば、渡嘉敷来夢もオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスをモノにするなど点差を詰めた。それでも、ディフェンスのちょっとしたズレを突かれ、さらに3点プレーとなるバスケット・カウントを与えるなど相手に0-10のランを許し、第1クォーターを9-24で終えた。このクォーター、日本は7本ものターンオーバーを犯し、さらに相手の守備の前にシュートタッチに苦しみフィールドゴール成功率27%(セルビアは14本中8本成功の57%)と苦しい立ち上がりとなった。

第2クォーター、日本は守備の強度を上げ、ディフェンスリバウンドからのトランジションバスケを見せる。さらに赤穂が周りを見つつ1対1でのポストプレーを決めるなど、冷静に加点していく。日本はディフェンスでも粘りを見せるが、セルビアにショットクロックギリギリのところで決められ、なかなか点差を縮めることができない。昨日のマリ戦とは打って変わって3ポイントシュートに当たりが来なかったが、それでも堅守からの走るバスケで得点へ繋いでいく。また、攻守にリバウンドにも絡めるようになり、トランジションから平下愛佳がチーム2本目となる3ポイントシュートを沈め、残り5分半で1桁差(20-29)まで詰めた。さらにオコエ、平下が続けて3ポイントシュートを決めて一気に点差を縮めると、第2クォーターを25-14と圧倒して、前半を34-38で終えた。

後半のファーストプレーで相手に3ポイントシュートを許し、続くオフェンスで日本は24秒バイオレーションになるなど再び重い立ち上がりに。4点ビハインドで迎えた後半だったが、立ち上がりの2分間で0-7(34-45)とされ、再び2桁ビハインドに。日本は馬瓜ステファニーや東藤が積極的にペイントアタックを仕掛けるが、そこからのパスがなかなか繋がらない。それでも、開始4分で髙田がミドルシュートを決め、ようやく日本の得点が動き始めた。その後は互いに譲らず、日本にとっては点差が縮まらない我慢の時間が続き、46-54で最終クォーターへ。

第4クォーターは立ち上がりで髙田が宮崎とのピック&ロールから得点に繋ぐものの、その後も2桁前後のビハインドを追いかける時間が続く。また、第2クォーターでは取れていたリバウンドが、このクォーターでは攻守ともに絡めなくなり、チャンスを生み出すことができない。それでも、ファウルをしっかりもらうことで、ステファニーがフリースローを2本とも沈めて、残り2分17秒で5点差(60-65)に。日本は前から当たり、身体を張った守備を見せるが、残り1分15秒で相手にゴール下を決められ60-67に。その後、赤穂のフリースローで再び5点差に迫ったが、残り33秒で日本はオフェンスファウルを取られ、ポゼッションが相手に渡った。最後まであきらめなかった日本だが、最終スコア64-69で敗れた。

日本は髙田がフィールドゴール7本中5本成功でチームハイの15得点と2リバウンド、宮崎が11得点6アシスト、赤穂が10得点7リバウンドを記録したが、生命線である3ポイントシュートは成功率23%(22本中5本成功)に留まり、ターンオーバーも16本まで増え、最後までリズムをつかむことができなかった。

バスケット・カウント編集部

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