きっかけは、ある一般ユーザーの投稿。以下のようにつづられています。「前から不思議やったんやけど……永谷園のお茶づけの袋、たらこ茶づけは『紙』ゴミでお茶づけ海苔は『プラ』ゴミなん? どう見ても同じ構造なんやが……」投稿された1枚の写真には、紙マークが印字された「たらこ茶づけ」と、プラマークが表示された「お茶づけ海苔」の袋が写っています。
【画像】たしかに違う…! プラマーク記載の「お茶づけ海苔」内袋を見る
この投稿を引用する形で、永谷園公式アカウントが疑問に答えました。「『お茶づけ海苔」だけは細長いあられ(松葉あられ)を使用しているため、あられが内袋を突き破ってしまう可能性があります」と、「お茶づけ海苔」の原材料の違いに言及。「その対策として包材の強度を高めるため、プラスチックを他のお茶づけの内袋より多く使用しているので、「お茶づけ海苔」だけプラに分類されるのです」と、1つだけプラマークが記載されている理由を説明しました。
「勉強になる!」「気づいてなかった!」永谷園のこだわりに反響
内袋の強度を高めるための細かなこだわりに、ネット上ではたくさんの反響が寄せられました。「勉強になる〜〜! 企業努力ってすごいなあ」「たしかに『お茶づけ海苔』だけあられの形違うもんなあ……!」「分類して捨てるとき面倒だなーとか思っててごめんなさい、理由がちゃんとあったんだねー!!」「気づいてなかった! どっちも同じく捨ててたな」この反響を受け、永谷園の公式アカウントは「お茶づけシリーズの内袋のポスト、自分の想定以上の反応をいただいてびっくりしてます!」と驚き、「まだまだ知られていないことがたくさんありそうですね……」と投稿しています。
山下和奏 / BuzzFeed Japan News Intern