吉柳咲良「初心に帰った気持ち」 2年ぶり4度目の『ピーターパン』で“リスタート”

吉柳咲良「初心に帰った気持ち」 2年ぶり4度目の『ピーターパン』で“リスタート”

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  • 更新日:2021/07/26

日本公演40周年を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーターパン』の東京公演初日を控える7月21日、会場となるめぐろパーシモンホール 大ホールで取材会が行われ、ピーターパンを演じる吉柳咲良が出席した。

昨年はコロナ禍の影響で中止となり、同公演に出演するのは2年ぶり。それだけに「待ちに待った初日なので、すっごくワクワクしています。緊張もしていますが、とても楽しみ」と満面の笑み。10代目ピーターパンとして4度目のタイトルロールに臨むが「4度目だからというより、今年はゼロから新しくなったという意識が強くて、私自身も初心に帰った気持ちでやっていこうと。自分の中の限界を決めず、1年目よりも緊張した状態で稽古しました」と新たな気持ちでの“リスタート”を語った。

“名物”である客席フライングについては、「あー、こんな感じだったなと、懐かしい感じもしました。年齢を重ねるうちに、フライングが怖くなっているんじゃないかと思ったんですが、まだまだ子どもですね(笑)。純粋に飛んでいるときが一番楽しいです」と声を弾ませた。これまで2点吊りだったフライングが、今年から1点吊りに変更されたといい「体感が必要ですね」と苦労も明かした。

昨年の本公演中止に加えて、他の仕事でも休止や延期を経験し「ぽっかり胸に穴が空いた気持ちも」。その分、本公演への思いは格別で「やっぱり舞台に立つって幸せです。こんな大変な状況ですが、カンパニー全体が協力し合って完成した作品。お客様に純粋に楽しんでいただき、面白かったと言ってもらえる『ピーターパン』をお見せするのが責任」と背筋を伸ばした。

取材会にはフック船長役の小西遼生、演出を務める森新太郎が同席。小西は初めてのフック船長を演じることになり「今こそ見てもらいたい舞台。早くお客様の顔が見たいですね」とこちらも初日を前に興奮した様子。「衣装合わせで、森さんから『ネバーランドには大人はひとりもいないんだ』と言われて、『じゃあ、フックは?』と。でもフックが一番の子どもかもしれないですね(笑)。すごく自由にやらせてもらっている」とすっかり役柄に入り込んでいた。

演出の森は「今までと違って、一見シリアスな場面も、かなり微笑ましい光景に映るはず。ピーターパンとフック船長は宿命のライバルですけど、何というか茶番劇だなと(笑)。そういう戦いを繰り広げている。フックはひげを取ったら、子どもの顔に見えないといけない。それは徹底しました」とテイストの違いを強調。吉柳についても「今までの吉柳とは違う。歴代のピーターパンで、ここまで能天気なのは初めて。こんな浮かれたやつだから、空も飛べるよなって。見事に作り上げてくれた」と本番に期待を寄せた。「大人も楽しめるピーターパン」をコンセプトに21年ぶりとなる生オーケストラ演奏での上演(東京公演のみ)と大リニューアルも敢行し、「久しぶりの生オケ。名曲ぞろいですから、こちらも楽しんでいただければ」とアピールしていた。

取材・文・写真=内田涼

【公演情報】
ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』
原作:サー・ジェームズ・M・バリによる作品を元にしたミュージカル
作詞:キャロリン・リー
作曲:モリス(ムース)・チャーラップ
潤色・訳詞:フジノサツコ
演出:森新太郎
出演:吉柳咲良 / 小西遼生 / 美山加恋 / 瀬戸カトリーヌ / 宮澤佐江 / 他

<東京公演>
期間:2021年7月22日(木・祝)~8月1日(日)
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール

<神奈川公演>
期間:2021年8月7日(土)・8日(日)
会場:相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館)

<大阪公演>
期間:2021年8月14日(土)・15日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール

<仙台公演>
期間:2021年8月21日(土)・22日(日)
会場:仙台銀行ホール イズミティ21・ 大ホール

<名古屋公演>
期間:2021年8月28日(土)・29日(日)
会場:御園座

チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2170597

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