
UHB 北海道文化放送
高校教師の男が元同僚の女性を殺害した疑いで再逮捕された事件で、男は女性を殺害した後、女性の車を少なくとも2回移動させていたことが分かりました。事件の発覚を免れようとしたとみられます。
殺人の疑いで再逮捕された北海道・帯広農業高校の教師・片桐朱璃容疑者は5月、元同僚の高校教師・宮田麻子さんの首をシートベルトで締めて殺害した疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと片桐容疑者は宮田さんを殺害した5月30日、宮田さんの遺体を乗せたまま、宮田さんの乗用車を人目の付かないところへ移動させ、遺体を自分のワゴン車に移しました。
その後、警察の任意聴取を受けた後、宮田さんの車を遺体が見つかった雑木林の近くに移動させていたということです。
片桐容疑者は「女性との関係に疲れ殺した」などと容疑を認めていて、警察は片桐容疑者が事件の発覚を免れようと車を移動させたとみて調べています。