米シティグループ、欧米で幹部交代 数千人レイオフも=関係筋

  • ロイター
  • 更新日:2023/11/21

Tatiana Bautzer Saeed Azhar Isla Binnie

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米金融大手シティグループのジェーン・フレイザー最高経営責任者(CEO)ら経営陣が20日、大規模な組織再編成の一環で欧米事業の幹部交代を発表したことが社内メモで分かった。

関係者によると、再編成には数千人のレイオフが含まれる可能性がある。再編成に関する最終的な発表は来年初めになるという。

米国のパーソナルバンキング部門では一部の職務が統合され、ブラッド・ウェイマン氏が同部門の新最高執行責任者(COO)に指名された。住宅ローンおよび中小企業向け融資の責任者だったウェイマン氏の後任にはクリス・マッカロー氏が指名された。

関係者によると、欧州バンキング部門の新責任者にはナチョ・グティエレス・オランティア氏が指名される。

シティは、具体的な人事についてはコメントを差し控えた。

フレイザーCEOは別の声明で「組織再編のために取る行動は、いくつかの困難で重大な決断を伴うものだが、われわれの組織と戦略を一致させるための正しいステップだと信じている」と述べた。

経営幹部は20日に各部門の新体制を説明し、新たな人員配置など各チームと協議したという。

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