
スコルジャ監督が今季限りで浦和を去る。(C)SOCCER DIGEST
浦和レッズは11月21日、マチェイ・スコルジャ監督の退任を発表した。
ポーランド出身の51歳は、今シーズンから浦和の指揮官に就任。アジア・チャンピオンズリーグで優勝に導き、ルヴァンカップは準優勝、リーグ戦では現在3位と好成績を収めているが、わずか1年でチームを去ることになった。
【PHOTO】国立競技場に駆けつけ最後まで大声援を送り続けた浦和レッズサポーター!(Part1)今回の退任にあたり、スコルジャ監督は以下のようにコメント。
「今シーズンをもって、浦和レッズの監督を退任することを決断しました。浦和レッズという素晴らしい場所を去ることは、私にとっても非常に辛い決断ですが、私の人生において仕事と家族の優先順位を変えるべき時だと感じ、こうした決断を下しました。
決断にあたっては、クラブと多くの時間をかけて話し合いを重ねてきました。シーズンを通じて私に寄り添い続け、そしてこの決断を尊重してくれた土田SD(スポーツダイレクター)や西野TD(テクニカルダイレクター)にはこの場を借りて感謝を伝えたいと思います。
浦和レッズというクラブは、素晴らしい人たちによって形作られています。選手、チームスタッフ、クラブスタッフ、そしてファン・サポーターのみなさんが、特別なおもいをもって関わっているクラブです。私はこの素晴らしいクラブに、大きなリスペクトを抱いています。
私の将来の目標は、再び監督として浦和レッズに戻ってくることです。リカルド(ロドリゲス)前監督から引き継いだバトンを次の監督に渡すことになりますが、浦和レッズは素晴らしいクラブであり、素晴らしいスタッフや選手、そして情熱的なファン・サポーターがいます。これからも素晴らしい結果を残していけると思っていますし、浦和レッズの未来は明るいものになると確信しています。
まだ、シーズンは終わっていません。だから今は、さよならは言いません。幾つもの大事な試合が残っていますし、闘いは続きます。決意をもってJリーグ3位を死守し、ACL、クラブワールドカップと、最後まで一緒に闘いましょう」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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