ギロリ...エンゼルス大谷珍しく感情あらわ!!怒りの勝ち越しホームイン

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  • 更新日:2021/04/06

【アナハイム(米カリフォルニア州)5日(日本時間6日)=丹羽政善通信員】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(26)はアストロズ戦で3-5の八回無死一、二塁から代打で出場し死球で出塁。1死一、三塁から一ゴロで激走して勝ち越しのホームを踏み、7-6での逆転勝ち、3連勝に貢献した。前日の試合では「2番・投手」の“リアル二刀流”で出場し、守備で走者と交錯後に降板したが、状態に不安がないことも示した。

■右膝上に死球、場内一時騒然

珍しく、感情をあらわにした。2点を追う八回無死一、二塁。チャンスに代打で登場した大谷は、右膝上に投球を受けると、珍しく相手右腕スミスをにらみつけた。大ブーイングに包まれる本拠地。元同僚の捕手マルドナドが仲裁に入ろうとしたところで大谷が冷静にバットを置いたが、場内は一時騒然となった。

「感情が高ぶっていた。彼は打ちたかったはずだ」

取材対応がなかった大谷に代わり、思いを語ったのは過去3度のMVP受賞歴のある強打者、トラウトだ。大谷にとっては2019年7月25日以来メジャーで4度目、日本ハム時代を通じても9度しかない死球。メジャー公式戦で初となる投打同時出場を果たした翌日、休む間もなく打席に立った26歳の姿に鼓舞されるように、チームも闘争心に火をつけた。

■痛めた脚の不安吹き飛ばす激走

満塁に広がった好機から同点となり、なお1死一、三塁。ここで三走の大谷は一ゴロに好スタートを切り、滑り込みながら左手で勝ち越しのホームに触れた。前日の守備で走者と交錯して痛めた脚への不安を吹き飛ばす激走。マドン監督は「今日は全員に持ち場があった」とチーム一丸の勝利を喜んだ。

指揮官によると「(大谷は)今日もプレーしたいと訴えたが、さすがに休ませた」という。サイン盗み問題で騒動を起こしたアストロズが相手とあって、エンゼルスのファンは敵打者にブーイングを浴びせ、ゴミ箱が投げ込まれる異様な雰囲気で試合が進んだ。その中で、登板翌日に代打で出場した大谷が終盤の逆転劇に貢献。これ以上ないドラマチックな展開に、場内は大歓声に包まれた。

6日(日本時間7日)の試合には打者として先発復帰する予定だ。チームは3連勝で開幕から4勝1敗と好調。“リアル二刀流”大谷が、確実にその一翼を担っている。

★「クレイジーだ」

大谷の投打同時出場から一夜明け、試合が日曜夜に全米中継される「サンデーナイトベースボール」として行われたこともあって、衝撃はメジャー関係者の間でも話題を呼んだ。投げては最速約101マイル(163キロ)を計測し、打っては約137メートルの特大本塁打。通算240本塁打を誇るレッドソックスの主砲マルティネスが「クレイジーだ」と言えば、ヤンキースの通算101勝右腕・コールは「俺は大谷の大ファンだ」。マリナーズのサービス監督も「ユニークでスーパーな才能」と表現した。

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