【後編】娘が軽度知的障害と診断されて受け入れられない......小学校入学の前にすべきことは?

【後編】娘が軽度知的障害と診断されて受け入れられない......小学校入学の前にすべきことは?

  • ママスタセレクト
  • 更新日:2020/10/17
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3歳のころから療育に通っている娘さんが、来年小学校へ入学するというタイミングで軽度知的障害と診断されたと話してくれた投稿者さん。ルックスもよく絵を描くことや運動も得意な我が子についた診断をなかなか受け入れられずにいるようです。ママスタコミュニティのママたちからは、診断されたからには小学校入学に向けて行動しなければいけないことがたくさんあると教えてくれました。

それぞれの機関に確認を

「軽度知的障害」と診断されたため、投稿者さんは娘さんを特別支援学級と通常学級のどちらに入れるかで悩んでいます。しかしそれを判断するためには、各機関への確認や相談が必要になるでしょう。どちらに通うことになるかは、娘さん本人や保護者の意見は最大限尊重(可能な限りその意向を尊重)してくれたうえで、教育的ニーズと必要な支援について意見の一致を原則に市町村の教育委員会が最終決定します。ではまずはじめは一体どこに相談し、親は何から行動すればよいのでしょうか?

教育委員会へ確認

『投稿者さんも旦那さんも受け入れるまでストレスになるかと思うけれど、通常学級か特別支援学級かを決めるための教育委員会の個人面談があるから、教育委員会に連絡をして面談を受けるための流れを確認して下さい。うちの地域は面談の前に療育を受けたことがあるかとか、個人情報を記載する書類を書いて郵送してから面談を受けたよ』

『まずは教育委員会だよ。うちも教育委員会の面談を受けたときに、通学希望の小学校と、通常学級か特別支援学級のどちらがいいのかの確認と、どうしてその選択にするのか理由も聞かれたよ』

『まず市区町村の教育委員会に相談して、面談してもらわないといけないね。早いほうがいいよ。締め切りも確認してね。特別支援学級に入るか入らないかは本人や家族の気持ちが尊重されるけれど、明らかに支援が必要な状態なら特別支援学級を勧められるかな』

ママスタコミュニティのママたちから、まず相談するべき機関として名前が挙がったのは教育委員会でした。最終的には特別支援学級に入るかどうかはそれぞれの市区町村の教育委員会によって判断されますので、教育委員会へ相談するのがよさそうです。面談も必要となるでしょうから、ぜひ早めに問い合わせをしてみてくださいね。

市の就学相談

『年長なら、市の就学相談などの手紙をもらって来てなかった? 通常学級でいけるのか、特別支援学級がいいのかを相談する場があるはずだよ。10月ころから就学前検診も始まるし、ちゃんと調べてみたほうがいいよ』

投稿者さんの娘さんのように3歳から療育に通っていたならば、市の就学相談について書かれた手紙が届く可能性もあるでしょう。もし教育委員会への面談を申し込む前に相談できそうな場所があるならば、今後どう動くべきなのかを相談しに行ってみてもいいかもしれません。

通学予定の学校に特別支援学級はあるのか?

『通学予定の学校から入学前検査の案内もあると思うけれど、特別支援学級はあるのか確認している?』

『入学予定の小学校に今すぐ就学相談の電話を入れるべきかと。入学予定の学校に特別支援学級がないなら最寄りの支援級のある小学校にも連絡をして、特別支援学級の見学や特別支援学級の先生と面談をしてみるとか。就学相談も頻繁に受付をしないかもしれないし、年末年始に近づくに連れ相談を受けたい家庭が増えるはず。早めの行動を』

障害のある子どものために障害の種別ごとに置かれる少人数の学級を特別支援学級といいます。しかし知的障害の子どもたちの学級はすべての学校に設置されているわけではありません(平成30年調べ)。投稿者さんの娘さんが通う予定の学校に特別支援学級があるかどうか、ホームページなどで確認しておいた方がいいですね。特別支援学級がないとなると、場合によっては通学を予定していた学校を変更する必要があるかもしれません。こちらも早めに確認しておくべきでしょう。

療育手帳の申請をしておくといいかも

『療育手帳の申請もしておいてもいいと思うよ。手帳を持っていてデメリットは特にないから』

『市町村によって療育手帳がもらえる条件も違うよね』

児童相談所または知的障害者更生相談所において、知的障害があると判定された方に交付される「療育手帳」。「知的障害と診断されたのなら申請をしておいたほうがいいかも」と教えてくれたママたちもいました。市区町村によって取得できる条件も違うようですので、お住まいの自治体に一度確認してみるといいでしょう。ママたちによると、手帳を持っているからといってもデメリットは特にないようです。それどころか障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスや各自治体や民間事業者が提供するサービスを受けることができるそう。もしこのようなサービスをスムーズに受けたい場合には、積極的に申請してみてはいかがでしょうか。
参考:厚生労働省|障害者手帳「療育手帳」

娘さんのことをいちばんに考えてあげて

『軽度でも知的障害があるなら、通常学級はそのうちお子さんがしんどくなると思う。軽度というのがどれくらいかわからないけれど、生きていく上で必要なことを教えてもらうことも必要だよ。考えや発達がいわゆる「世間一般」とは違うことがある。言葉の遅れで3年間も療育に通っているのに「娘は普通以上」と思うようなら、ちょっとみんなの意見を見てよく考えたほうがいいと思うよ。みんな投稿者さんやお子さんを思って書いてくれていると思う』

『うちの子は支援級に進んだ。ゆっくりでも周りが自分と同じ環境のほうが本人が楽そうだったよ。進学や通常学級にこだわるよりお子さんのペースでいったほうがいい』

「通常学級に入れたい」とかたくなに主張する投稿者さんに、ママたちからそっとアドバイスが寄せられました。通常学級と特別支援学級、どちらがいいとは一概には言い切ることはできません。お子さんの特性によっては、特別支援学級のほうがのびのびと学習できることもあるでしょう。通常学級にこだわりすぎずに、娘さんの状態をよく見ながら専門家の方と相談して決めるのがいいのではないでしょうか。

ルックスもかわいらしい上に絵やダンスもとても上手な娘さんが軽度知的障害と診断されて、受け止めきれずにいる投稿者さん。急な診断を受け入れたくないという気持ちは無理もありません。しかしショッキングな事実だからこそ母親としてしっかりと向き合い、娘さんのために今すべきことに目を向けることが大切ではないでしょうか。投稿者さんの娘さんが、自分の特性を活かしながらのびのびと学習できる場はきっとあるはずです。
参考:文部科学省|日本の特別支援教育の状況について
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・ごぼふく

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