【赤ちゃんの暑さ対策】お出かけ先や室内で暑い夏を乗り切る方法は?〈月齢別〉6・7・8月の過ごし方アドバイス

【赤ちゃんの暑さ対策】お出かけ先や室内で暑い夏を乗り切る方法は?〈月齢別〉6・7・8月の過ごし方アドバイス

  • Baby-mo
  • 更新日:2022/06/23
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開放的な気分になる夏。たくさんお出かけして赤ちゃんにいろいろな経験をさせてあげたい季節ですが、赤ちゃんは体温調節機能が未発達なので、お出かけ先でも家の中でも注意が必要です。赤ちゃんに無理をさせずに暑い夏を快適に乗り切るコツを、小児科医の渡辺とよ子先生に聞きました。

【0~3ヶ月】外出は避け、エアコンで快適な室温をキープお出かけ:お散歩は午前中の涼しい時間帯に1年で最も暑い時期。低月齢の赤ちゃんは基本的に室内で過ごします。でも、一日中部屋にこもりっぱなしではストレスがたまりますね。生後1ヶ月を過ぎたら、少しずつ家の周囲のお散歩を。赤ちゃんに直射日光が当たらないように注意しながら、午前中や夕方などの涼しい時間帯に、外の空気にふれましょう。

暮らし:エアコンは26~28度を目安にしてこの時期、室温調節にはエアコンが欠かせません。26~28度を目安に、外気温との差が5度ぐらいになるように設定し、冷風が赤ちゃんに直接当たらないように注意しましょう。短肌着+コンビ肌着の組み合わせを基本に、寒そうなら上にかけるもので調節を。とても暑い日は肌着だけで過ごしても。

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【4~6ヶ月】エアコンなしなら肌着1枚でも。吸汗性の高いものを準備お出かけ:ベビーカーや抱っこひもは熱がこもります遠方への外出はまだ控えましょう。家の周囲のお散歩や、近所の買い物の際にはベビーカーを使うことも多いですが、アスファルトの照り返しで大人の体感より暑くなっています。ほろを下ろし、できるだけ日陰を歩きましょう。抱っこひもやスリングに熱がこもることも。外出時には必ず水分を持参して。暮らし:こまめな着替えであせも予防赤ちゃんはとても汗っかき。手足がよく動くようにもなり、首のまわりや手首、足首など、くびれたところにあせもができやすくなります。エアコンなしの室内で過ごすなら、おなかがめくれないコンビ肌着やボディスーツ1枚で十分。汗をよく吸う綿素材のものをたくさん用意し、こまめに着替えさせましょう。

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【7~9ヶ月】おすわりが安定したら、大人が見守る中で水浴びをお出かけ:〈赤ちゃん連れ帰省〉の計画は念入りにお盆に帰省を予定しているなら、電車や飛行機の席を早めに押さえ、余裕のあるスケジュールで動きましょう。帰省先が赤ちゃんのいる暮らしに慣れていない環境だと、思わぬ事故が起きることも。健康保険証と母子健康手帳を必ず荷物に入れ、転倒や誤飲などの事故に十分注意してください。暮らし:水遊びは安心安全な環境でぐらつかずにおすわりできるなら、直射日光が当たらない場所でビニールプールを楽しんでも。水深は10㎝ぐらい。おふろよりぬるめのお湯をぱちゃぱちゃかけたり、じょうろで流したりし、15分程度で切り上げます。遊んでいる間は、絶対に目を離さないこと。10㎝の深さでも、おぼれることがあります。

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【10ヶ月~1歳】離乳食には旬の夏野菜を取り入れてお出かけ:お出かけするときはグズリ対策をそろそろ、少し遠出も楽しめる時期です。いきなり遠方に出かけるのではなく、近い距離から徐々に慣らしていきましょう。子連れの外出は、準備が大切です。渋滞に巻き込まれてもあわてないように補給用の水分を多めに持つ、電車内で泣かれたとき用におやつやおもちゃを用意するなど、しっかり対策を。暮らし:夏が旬の野菜は離乳食に使いやすい夏の野菜や果物は、離乳食に使いやすいものが多いですね。トマトやきゅうり、すいか、メロンなど、旬を味わわせてあげてください。食中毒の起きやすい季節なので、調理の際は清潔に気を配り、作りおきしたものを食べさせないこと。はじめて食べるものは、一度加熱して少量から与えたほうが安心です。

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【1歳~1歳6ヶ月】歩き始め。飛び出し事故や墜落事故に注意してお出かけ:お出かけする時間は赤ちゃんのペースに合わせて1歳を過ぎると、体はずいぶんしっかりしてきます。ただし、内臓の機能はまだまだ未熟。大人の都合で無理をさせ、脱水症や熱中症を起こさせないようにしてください。毎年、車に置き去りにされた赤ちゃんの死亡事故が報道されますが、原因は脱水症です。たとえ1分でも、赤ちゃんを車に残して離れないで。

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暮らし:動きが激しくなる頃。外や室内での事故に気を付けてのんびりやさんでも、1歳半ごろにはひとり歩きが始まります。あんよが楽しくて、大人の手を振り切って歩きたがることも。道路への飛び出し事故、高い所によじ登っての墜落事故などに十分注意しましょう。防虫剤、蚊取り線香、制汗スプレーなど、夏ならではの雑貨は、誤飲しないよう管理をしっかりと。

【1歳6ヶ月~2歳】「夏かぜ」がはやる季節。水分補給も心がけましょうお出かけ:赤ちゃんのリズムを崩すお出かけは避けて赤ちゃんを連れて、車や新幹線、飛行機などでの遠出の機会がふえてくるころです。大人は無理がききますが、赤ちゃんはそうはいきません。突然の発熱や下痢など、予定外のアクシデントも起こります。おむつ替えやお昼寝、水分補給など、いつものリズムを崩さないよう、きちんと計画を立てましょう。暮らし:食欲がなくても水分補給はしっかりと夏は発熱や口内炎をともなう「夏かぜ」といわれる感染症がはやる時期。体の抵抗力が落ちないように、規則正しい生活を心がけましょう。口内炎ができると食べるのをいやがり、脱水症を起こしやすくなります。無理に食べさせなくてもいいので、水分だけはしっかりとらせるようにしましょう。

【小児科医アドバイス】夏はいつも以上に規則正しい生活を夏は体力を消耗する季節。涼しいうちに起きる、暑い日中は外出を控えるなど、いつも以上に規則正しい生活を心がけましょう。

赤ちゃんは汗をたくさんかくため、気づかぬうちに脱水症を起こすこともあります。屋外でも屋内でも、こまめな水分補給を心がけるようにして。汗をかいたら着替えをさせ、冷房で体が冷えないように調整することも大切です。

コロナが落ちついてくると、遠出をする機会もふえてきます。しっかりと準備をしたうえでお出かけください。

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【監修】渡辺 とよ子

わたなべ医院東松戸
都立墨東病院周産期センター新生児科(NICU周産期新生児専門医指導医)部長、内科系副院長を歴任。2020年まで医療法人社団わたなべ医院院長を務め、21年より現職。多くの乳幼児をみてきた経験による、的確で親切な助言が好評。『母乳育児 ミルク育児 の不安がなくなる本』『はじめてママ&パパの 0~6才 男の子の育て方』(ともに主婦の友社)など監修に携わった育児本多数。わたなべ医院東松戸

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