メイクアップアーティストだからできた「洗う」というメイクアップ。

メイクアップアーティストだからできた「洗う」というメイクアップ。

  • 美的.com
  • 更新日:2022/05/13

年齢とともに常識という枠にとらわれがち。美容も例に漏れず。そんな私の凝り固まった価値観や美意識をがらりと変えた「ひと」「もの」「こと」をひとつひとつ丁寧に綴りたいと思います。第九回は、松井里加さんのこだわりが凝縮したクレンジングラインについて。【松本千登世「へーっ、美容って自由なんだ!」vol.9】

スキンケアのファーストステップで肌も心もミニマルに。

撮影後、スタジオを出て歩き始めたとき、メイクアップアーティストの松井里加さんが「松本さん、じつは私……、化粧品を創ったんです」。里加さんと言えば、編集者やフォトグラファーはもちろん、ブランドやメーカーの方々など、ファッションや美容に携わる人たちがその仕事ぶりに一目置く女性。ああ、きっと、里加さんらしい素敵なメイクアップが誕生するに違いない。わくわくさせられながら、連絡を待ちました。家に戻ってパソコンを開けたら、里加さんから早速メール。発表会のインビテーションとともに、簡単な製品資料が届いていました。えっ? えーっ!? スキンケア、しかも、クレンジングと洗顔! アイシャドウだろうか、口紅だろうか、それともファンデーションだろうかと勝手な「妄想」をあっさりと裏切る展開に、期待はさらに高まりました。
ブランド名は、SELALY(セラリー)。メイクアップを通してたくさんの肌に触れ、「自分の可能性に気づき、輝くためには、素肌が健やかであることが何より大切」と考えてきたという里加さんは、まずLUMIEUX(ルミヌ)というスキンケアラインからスタートさせることにしたのだそう。ライン共通の配合ハーブエキスのうち、中心となるのは、里加さんの出身地である奈良県の、宇陀市に自生する「大和当帰(やまととうき)」。古くから知られるセリ科のハーブで、女性特有のバランスを整える働きがあるといいます。ほかにも柿の葉、よもぎ、甘茶とすべて奈良県産を使用。また8種の精油が、トップ、ミドル、ベースと計算し尽くされたフレグランスのようなストーリーを描くというこだわりようなのです。

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〈右から〉

共通のハーブエキス、精油に加え、天然の洗浄成分ソープナッツエキスとミネラルが豊富な福岡県糸島産の海塩を配合。

ルミヌ ウォッシングフォーム 150ml ¥3,960

クレンジング2種ともに、共通のハーブエキス、精油に加え、ソープナッツエキスと乳酸菌発酵エキスを配合。
同 ジェルオイルクレンジング 130g ¥4,510
同 クリームクレンジング 130g ¥4,510/セラリー
(問)SERENGATE TEL 050-5891-6186 Email:info@selely.jp

その第一弾として登場したのが、クレンジング2種と洗顔。とろんと柔らかいテクスチャーがメイク汚れや余分な皮脂と溶け合い、するんと浮き上がらせてオイル状に変化するクリームクレンジング。弾力のあるジェルがみずみずしくなじんで、潤いは残しながらさっぱりと洗い上げるジェルオイルクレンジング。そして、特に感動させられたのは、ウォッシングフォーム。乾いた肌に泡を乗せて1~2分放置する「泡パック」をしてから、ゆっくり洗い流すと、肌がぐっと明るくなり、もちっと吸い付く質感に。朝洗顔に使うと、ベースメイクのステップやファンデーションの量を減らしたくなるほど。今では、泡パック×泡洗顔の心地よさと仕上がりがくせになり、欠かせない朝習慣になりました。

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メイクアップアーティスト・松井里加さん。プロとしての美意識もメイクアップも、自身のファッションや佇まいも、どこか潔さを感じさせる「ミニマル」な人。唯一無二の透明感と格好よさに、会うたび、はっとさせられる。

ふと気づきました。「落とすケア」からすでに「与えるケア」が始まっている、「スキンケア」からすでに「メイクアップ」が始まっているのだって。それが、肌が喜ぶものだけで作られたクレンジングや洗顔が教えてくれたこと。
じつは私、年齢を重ねるほどに、スキンケアからメイクアップが始まっている、いや、スキンケアはメイクアップの一部と思い始めました。スキンケアで作る、明るさや質感は、メイクアップ以上に見た目を変えると知ったから。里加さんが創ったクレンジングラインは、まさに、メイクアップのファーストステップと確信できる。肌がミニマルに整うことで、瞬時に、見た目と触り心地が上向く、表情が輝く。この快感、クレンジングや洗顔が「義務」だった人ほど、きっと夢中になるはずです。

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美容エディター

松本千登世

航空会社、広告代理店、出版社勤務を経てフリーランスに。雑誌や単行本など、美容やインタビューを中心に活動。『「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる 「いい加減」美容のすすめ』(講談社刊)『いつも綺麗、じゃなくていい。50歳からの美人の「空気」のまといかた』(PHP研究所刊)ほか著書多数。

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