
児童手当を拡充する際、第3子が加算を受けられない場合があることを巡り、岸田総理大臣は国会で「支給範囲を広げたい」と述べ、要件を見直す考えを示しました。
岸田総理大臣:「現行の第3子のカウント方法、これを見直して月3万円支給できる第3子の範囲広げていきたいと思います」
政府は来年10月分から児童手当を拡充し、第3子以降は高校生までの間、月3万円に倍増する予定です。
一方で、現在の枠組みでは第1子が高校を卒業すると子どもとしてカウントされなくなり、3人以上の子どもがいる家庭では第3子が第2子に繰り上げされ、加算が受けられなくなります。
岸田総理は「児童手当拡充の効果が限定されることになり、問題意識を持っていた。関係省庁に指示を出し、第3子の範囲を広げたい」と述べました。