【リーグワン】神戸4戦ぶり勝利、負ければ入れ替え戦圏転落も中島イシレリ「俺、知らんかった」

【リーグワン】神戸4戦ぶり勝利、負ければ入れ替え戦圏転落も中島イシレリ「俺、知らんかった」

  • 日刊スポーツ(スポーツ)
  • 更新日:2023/03/19
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神戸対東葛 後半、神戸は東葛にトライを許す。左は神戸プロップ中島イシレリ

<ラグビー・リーグワン1部:神戸59-26東葛>◇第12節◇19日◇神戸ユニバー記念競技場◇観衆5149人

コベルコ神戸スティーラーズの19年W杯日本代表プロップ中島イシレリ(33)が、4試合ぶりの勝利に貢献した。

3番のベテラン山下裕史(37)とともに前半から圧力をかけ続け、自陣に攻め込まれてもスクラムで反則を奪ってピンチを脱した。

前節まで3連敗を喫したチームは、東葛にも負ければ入れ替え戦(下位3チーム)圏内となる10位転落の危機だった。だが、計9トライを奪う圧勝で8位に踏みとどまった。

「(FW)8人でいいスクラムが組めたね。我慢をして、押すことだけを考えていた」

19年W杯で人気となった中島は、そう言って笑顔を見せた。

この日が今季、神戸で行われる最後の試合。残りのホームは花園(大阪)での開催となる。

敗戦なら10位まで順位を落としていたことを指摘されると、中島は驚いたような目をしながらこうつぶやいた。

「負けたら入れ替え戦の順位やったん? 俺、それ知らんかった」

試合後のロッカー室では全員で「We Will Rock You」を大合唱。

中島は「勝てば明るい。1つ、1つ大事にして、勝つだけ」とまたニヤリと笑った。

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