ディズニーアニメ不朽の名作『美女と野獣』日本公開30周年!細田守監督が「自分の原点」と語る、その魅力とは

ディズニーアニメ不朽の名作『美女と野獣』日本公開30周年!細田守監督が「自分の原点」と語る、その魅力とは

  • MOVIE WALKER PRESS
  • 更新日:2022/09/23
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アニメ映画初のアカデミー賞作品賞ノミネート!30年経ったいまも愛され続ける『美女と野獣』 [c]Everett Collection/AFLO

ディズニー・アニメーション屈指の名作『美女と野獣』(91)。1980年代後半から1990年代にかけての“ディズニー・ルネサンス”を代表する作品として、いまなお根強い人気を誇る本作が日本で公開されてから、本日9月23日(金・祝)で30年を迎える。

【写真を見る】巨匠が紡いだ名曲の数々と美しい映像表現、そして普遍的なテーマ。『美女と野獣』の魅力を紹介

魔女に心を試され醜い野獣に姿を変えられてしまった王子は、バラの花びらがすべて散るまでに誰かを愛し、愛されるようにならなければ一生元の姿に戻ることができない。城に閉じこもってしまった彼の前に現れたのは、野獣の城に捕らえられてしまった父を助けにやってきた美しい娘ベル。彼女との出会いをきっかけに野獣は人間らしさを取り戻し、ベルは野獣に心惹かれていく。

幾度となく映像化され、様々な形で時代を超えて語り継がれてきたフランスの民話を原作にした本作は、アニメーション映画として史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされる快挙を達成。また歌曲賞と作曲賞を受賞した作曲家アラン・メンケンは、『リトル・マーメイド』(89)に続くダブル受賞となり、以後も『アラジン』(92)と『ポカホンタス』(95)でダブル受賞。ディズニー音楽の巨匠としてその名を馳せることに。

そんなメンケンが手掛けた名曲の数々はもちろんのこと、この上なく美しいアニメーション表現は、30年経っても色褪せることない魅力のひとつ。そして“真実の愛”を探し求めるという普遍的なテーマ性は現代にもそのまま通じるものがあり、2017年にはディズニー製作のもとエマ・ワトソン主演で実写映画化。全世界興収12億ドルを突破するメガヒットを記録し、あらためてこの物語の人気を高めることとなった。

また『美女と野獣』の影響を受けた日本のアニメーション作品も登場し、2021年に興行収入66億円の大ヒットを記録している。それは細田守監督の『竜とそばかすの姫』(21)だ。同作について細田監督は「インターネットを舞台にした現代の『美女と野獣』です」と公言。主人公が仮想現実で作りだす分身の名前を『美女と野獣』のヒロインと同じ「ベル」にするなど、そこかしこに『美女と野獣』からの影響を感じることができる。

劇場公開時に販売されたパンフレットに掲載されたインタビューにおいても細田監督は、「僕は『美女と野獣』がすごく好きなんです。当時、仕事が大変でやめようかと思っていた時に観て、『アニメーションでこんなすばらしい作品を作ることができるんだから、この仕事を続けよう』と勇気づけられました。自分の原点みたいなところがあるんです」と語るほど。

ちょうど『美女と野獣』の公開30周年を迎える本日、日本テレビ系列の「金曜ロードショー」で『竜とそばかすの姫』が放送されるのもなにかの運命であろう。同作は現在HuluとAmazon Prime Videoで見放題配信中。また、『美女と野獣』はディズニープラスで見放題配信中。不朽の名作と、そこから影響を受けた現代の新たな秀作を、この機会に観比べてみてはいかがだろうか。

文/久保田 和馬

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