【虎のソナタ】阪神D7位高寺、長野で「六甲おろし」熱唱!! 平田2軍監督ビビビっ、こいつはひと味違う!?

【虎のソナタ】阪神D7位高寺、長野で「六甲おろし」熱唱!! 平田2軍監督ビビビっ、こいつはひと味違う!?

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/01/14

ネタ枯れしそうな1月の平日、ルーキーたちを視察した平田2軍監督が“大活躍”して紙面が一気に膨らんでいった。

キャップ安藤理が「例年なら、この時期は沖縄などに主力選手が自主トレに向かう。そこへ若いトラ番が向かって、ハイ、1面できあがりという年中行事でした。ところが、ことしはコロナで全部なし。苦しい中、平田さんには助かりました」と感謝! 感謝! を繰り返していた。

人気ドラマ「半沢直樹」じゃないけれど「感謝と恩返し」は忘れちゃいけない。トラ番たちよ、この日を忘れず、2軍指揮官・平田率いるファームの快進撃も手厚く記事にしていきましょう。忘れず「恩返し」ですよ。

その平田2軍監督が昨年末のNHKスポーツニュースを見ていたら、長野・上田市役所を訪問するドラフト7位・高寺望夢内野手(上田西高)が、市の関係者らと六甲おろしを熱唱しているシーンがあったんだとか。

こいつはひと味違う!

ビビビっと来たのだろう。トラ番たちに高寺の記憶に残った話を公開してくれた。

瞬時にビビビっと来たのがトラ番・織原祥平。オンライン取材で高寺に「歌えるの?」と尋ねたら、「なんとか…」と返事が返ってきた。一生懸命、覚えていたらしい。お世辞にも阪神ファンが多いとは思えない長野で、早く溶け込もうと「六甲おろし」を。泣かせる話じゃないですか。

昨年放送の朝ドラ「エール」でも話題になったが、古関裕而作曲の「六甲おろし」は、日本中にあまた存在する応援歌でも屈指の名曲(だと思っている)。

しかも、タイガースという球団は、この曲をこよなく大事にしている。通常なら毎年3月に行われるシーズン前の激励会、そして11月に開かれる「球団納会」。この締めくくりは、必ずオーナー、電鉄幹部、球団首脳、監督、コーチ、選手、裏方さん、みんな揃って ♪六甲おろしに 颯爽と と大合唱するのだ。

巨人軍がみんな揃って「闘魂込めて」を歌っているという話は、聞いたことがない。巨人キャップ経験もあるアマデスク席の牧慈も「僕は見たことがないですねぇ」。自軍の応援歌を、ことあるごとに歌う球団は、ほとんどないはず。昔、関西にあった某球団の選手も「球団歌? 知らないっすよ」と言っていた。そんなものだ。

「六甲おろし」の特徴は覚えやすさ。あれは2014年の日本シリーズ直前だった。阪神と対戦が決まったソフトバンク・秋山監督がポロッと明かした。

「俺、六甲おろしが歌えるよ」

その理由を聞いてビックリ。秋山監督が現役時代の1985年の日本シリーズ直前。西武監督・広岡達朗は対戦相手・阪神の本拠地、甲子園の大声援を異様に警戒したらしい。直前の練習でグラウンド中に延々と「六甲おろし」をBGMとして流し続けた。騒音? に慣れるため。「ずっと聞いてたら覚えちゃった」のだそうだ。「六甲おろし」を歌える他球団の選手は案外多いかもしれない。

そして百戦錬磨の知将の努力実らず、阪神が2リーグ分立後唯一、日本一に輝く。

2021年のシーズン。みんなが飛沫を気にせず、「六甲おろし」の大合唱ができる日が一日も早く来ますように。

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1985年の日本シリーズ練習日に長池コーチ(右)からアドバイスを受ける西武・秋山。六甲おろしがBGMとして流れていた

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