本田翼主演ドラマより本気? TBSが高橋文哉らの「ボーイズグループ」に力を入れるワケ

本田翼主演ドラマより本気? TBSが高橋文哉らの「ボーイズグループ」に力を入れるワケ

  • 日刊サイゾー
  • 更新日:2022/09/23
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もはやドラマのほうが添え物かもしれない?

10月18日から放送スタートとなるTBS系火曜ドラマ『君の花になる』。本田翼が主演で、元高校教師が売れない7人組ボーイズグループの寮母となり、彼らを応援していくというオリジナル作品だ。

この売れないボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」を演じるのは、2019年に『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)で初主演を経験し、以降ドラマに出ずっぱり、昨年は『最愛』への出演も話題になった高橋文哉を筆頭に、『恋する母たち』では仲里依紗演じるまりの息子役としてラップにも挑戦した宮世琉弥、昨年の恋愛リアリティショー『恋とオオカミには騙されない』(ABEMA)への出演でも知られる綱啓永など、注目の若手ばかり。昨年メジャーデビューした6人組ボーイズグループ「WATWING」のメンバーでもある八村倫太郎や、実兄とのユニット「もーりーしゅーと」での活動でも知られる森愁斗、数々のダンスコンテストで入賞を果たしている元ダンサーの山下幸輝、YGエンターテインメントの練習生だったことでも有名な歌手のNOAもここに加わる。

10月からの放送ながら、今年5月にはすでに製作発表がなされ、8LOOMのメンバーも明らかにするという、秋ドラマとしては異例のスケジュールが取られたが、これには事情がある。

「8LOOMはあくまで劇中のグループですが、ドラマ放送前から実際に活動し、楽曲もリリースするという、現実と物語が連動した仕掛けになっているんです。YouTubeでは、オーディションの様子や練習風景など、彼らに密着した動画も定期的に公開されており、さながら現実のグループのようにファンを増やしています。

『夜のブランチ』に8LOOMだけを出演させたり、劇中のライブシーンの撮影を有料チケットで販売してファンを呼んだり、先日開催された『東京ガールズコレクション』に出演させたり、発売中の『CanCam』(小学館)で特集させたりと、TBSは放送前から相当力を入れておます。特に“デビュー曲”の『Come Again』は、Snow Man、SixTONESやJr.EXILE、NCT 127などを手がけたスウェーデンの作家が制作し、NCT Uなどを手がけたダンサーが振り付けているほか、リリーススケジュールを事前に発表したり、TikTokで音源の一部を先行公開するなど、K-POPグループ同様のプロモーションもしっかりやっています。期間限定とはいえ、メンバーの所属事務所はA-PLUS、スターダスト、ナベプロ、ホリプロ、アミューズなどバラバラなことを考えると、ここまでやるのはTBS側の本気がうかがえますね」(アイドル誌記者)

1stシングル「Come Again」は9月21日に配信されたばかりだが、先行配信されたTikTokでは8月の時点で100万回再生を突破。そして配信と同時に公開されたミュージックビデオは、公開から24時間経たないうちに10万回以上の再生回数を記録している。ドラマそのものがまだスタートしていない中で、“劇中グループ”としては異例の反響だろう。

「ドラマ公式SNSのフォロワー数は特筆すべきものではないですが、高橋文哉はTwitterとインスタの合計で100万を超え、他にもドラマ公式よりフォロワー数の多いメンバーはいるので影響力は大きい。興味深いのは日本語だけでなく、英語を中心に、韓国語、インドネシア語のコメントも寄せられていることですね。8LOOMには元YGのNOAがいたり、またライバルグループ役としてINIから5人のメンバーが出演することも決まっており、K-POPファン層からの注目度が高まっている面もあるでしょう。ドラマを世界配信してほしいという声も上がってますよ」(同)

本田翼演じる主人公が、個性豊かなイケメンたちを応援する寮母となり、恋愛にも発展する……という、モロに「乙女ゲー」な設定には賛否の声が出ているが、TBS側の宣伝姿勢も、もはや主演の本田そっちのけで「8LOOM推し」を強めている。

「ミュージックビデオはTBSのYouTubeチャンネルで公開、音源もTBSホールディングス傘下の日音からの発売で、TBS公式ショップでメンバーカラーを反映させたグッズも販売……と、要は8LOOMが活躍してくれれば、直接TBSの収益につながる。リアルイベントもまだまだ検討されているようだし、同局には音楽番組『CDTVライブ!ライブ!』もあり、連動もさせやすいので、劇中にライバルとして出演するINIのメンバーとの“対決”企画なども組まれるのでは。TBSは『王様のブランチ』にコラボカフェ形式のリアル店舗を持たせたりと、番組を超えた試みが目立つが、8LOOMの展開はその最たるものでしょう。プロモーションの一環として劇中の設定で俳優に音楽活動をさせるという例はこれまでにもあったが、放送前からここまで時間をかけて力を入れている例は日本初では? これがうまくいけば他局もすぐに追随しそう」(レコード会社関係者)

ちなみにキャスティングについては、K-POP界隈や一部ジャニーズファンもざわついているとか。

「ライバルグループ役で出演するINIのメンバーのうち、田島将吾は元ジャニーズJr.で、退所後は2年ほどCUBEエンターテインメントの練習生だったことで知られますが、8LOOMのメンバーには元YG練習生のNOAがいる。さらに、山下幸輝はインスタライブでさらっと元SMエンターテイメントの練習生だったことをカミングアウトしており、韓国でのデビューを志した経験のある日本人が集まっていることが密かに話題です。

加えて、八村倫太郎が所属するWATWINGには元ジャニーズJr.の髙橋颯(ふう)がおり、田島とはジャニーズ時代『シンメ』(立ち位置が左右対称となる2人組)で『たじふう』と呼ばれていたのですが、田島らINIのメンバーがドラマに出演するとの発表に、髙橋がSNSで『おれも会いたい!』と反応したため、『エモすぎる』『たじふうで泣いてる』とかつてのファンがざわつきました」(前出のアイドル誌記者)

本田翼はこれがTBSドラマ初主演となるが、この調子なら主演のプレッシャーはあまり感じなくてもよさそうだ。

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