カナダが宇宙空間や月面でも自国民を取り締まれるように法律修正

カナダが宇宙空間や月面でも自国民を取り締まれるように法律修正

  • ギズモード・ジャパン
  • 更新日:2022/05/14
No image

Photo: NASA / Bill Stafford

宇宙でも逮捕されちゃう…?

人類は地球に住まうものという定義が、そのうち普通でなくなる時代がくるのでしょうか? すでにカナダには、もし国際宇宙ステーション(ISS)において自国民が犯罪に手を染めるならば、カナダの法律を適用して裁かれるという法律が存在していました。しかしながら、このほどCBCは、今後はISSに限らず月面や月周回軌道上などでも、カナダ人宇宙飛行士はカナダの法律に基づいて保護され裁かれるとする法律の修正が、先月に可決されたと報じましたよ!

宇宙旅行が身近なものになりつつある影響か

実はカナダは月面探査のアルテミス計画に深く関わっています。月に着陸こそしないものの、宇宙船の「Orion」で月周回飛行ミッションをこなすアルテミス2には、カナダ人の宇宙飛行士が搭乗予定。さらには月周回有人拠点となる「Lunar Gateway」の建造プロジェクトへも、カナダは大いに貢献しています。こうした過程で、カナダ人が月面ならびに月周回軌道へ滞在する機会が増えることが予想されるため、今回の新たな修正法案が提出されるに至ったとされていますね。

そもそも宇宙空間における犯罪行為などをめぐっては、1967年に発効したいわゆる宇宙条約(Outer Space Treaty)の国際法が存在しており、それぞれの国の法律に基づいて、自国民の犯罪に対応することなどが定められてはいます。とはいえ、今回のカナダのように、明確に月というターゲットを指定して、自国民に法が及ぶ範囲を規定した例は興味深いといえるでしょう。それだけ月や宇宙が身近になってきたということなのかな?

Source:CBC

湯木進悟

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加