「KREVAさんに即リプ」SKY-HIが明かす、目標に到達するための行動力

「KREVAさんに即リプ」SKY-HIが明かす、目標に到達するための行動力

  • bizSPA!フレッシュ
  • 更新日:2022/05/14

話題の7人組ボーイズグループ「BE:FIRST」の生みの親でもあるラッパーでソングライターのSKY-HIさん(@SkyHidaka)

No image

SKY-HI『晴れるまで踊ろう』(扶桑社)

2005年に男女混合パフォーマンスグループ「AAA」のメンバーとしてデビューし、2020年にはレコードレーベルを立ち上げ、CEOに就任。私財1億円を投じて開催したオーディション「THE FIRST」での言動は、「理想の上司」「次世代のリーダー像」だと話題を集めました。

プロデューサー、起業家としても注目を集めているなか、4月15日に初めてのエッセイ『晴れるまで踊ろう』を発売しました。今回はSKY-HIさんが目標を達成するためにしてきたことを紹介します(以下、同書より一部編集のうえ抜粋)。

未来目標ではなく、未来決定をしていく

目標があったら、できるだけ具体的にイメージすることって大切だと思う。そうすることによって、より細かく分解できる。細かく分解できると自分が何をしなければいけないかが見えてくる。しつこくやることも大切。目標に到達するまでやり続ける。いつ、どこで、どうして、どんなふうに……みたいなことを割り切れなくなるまで繰り返す。

例えば「武道館のステージに立ちたい」という目標があるとします。自分の場合は、まず「30歳まで」に「ヒップホップ」の「ソロ・アーティスト」として「武道館でライブ」をやるという目標を立てたわけです。それを、そこから、さらに細かく分解する。

これ以上もう無理でしょう、というところまで細かく刻んで検証する。20曲ぐらいのセットリストを考えたり。1曲目は? 2曲目は? それぞれの曲調はどんな感じなのかを考える。自分でトラックを作るのか。それとも誰かにプロデュースを依頼するのか。そういった細部まで徹底的にイメージするんです。そうすることによって自分がやらなければいけないことがはっきりするから。

欠けたピースを埋めて目標に向かう

No image

※画像はイメージです(以下同じ)

当然、想像力も必要。武道館公演の当日、その日の様子を朝から晩まで克明に想像するんです。朝は何時に起きるのか。どう身支度をするか。会場までの交通手段は何なのか。リハーサルは何時からか。バンドは何人編成か。スタッフは何人くらいいるのか。本番直前の自分の気持ち。その緊張感と高揚感。照明の当たり方。観客席の見え方。声の調子。楽屋の様子。打ち上げ光景。

そんなふうにありとあらゆるものを具体的に想像する。わからないこともたくさんあるから、ぼんやりとしかイメージできない部分もあるとは思う。そういう抽象的にしか思い浮かべられないところを、その欠けたピースを、どうにかして埋めていくのが目標に向かっていくということでもある。

全部がうまくいくわけではないけど、とにかく一つ一つやってみる。因数分解したところから現実的に目標へ向かっていくしかないと思うんですよね。

目標への道のりが「未来計画」になる

No image

実際に、それを自分はやってきた。というか、それしかやってない。

SKY‐HIとしての最初期の作品のひとつ『FLOATIN, LAB』なんて完全にそういう作り方でしたよ。ちょっと入口は違うけどKREVAさんの「PROPS」に参加したのも同じようなことで。KREさんの「ラップするしかないトラックができた。俺の頭の中には4人のラッパーが浮かんでるぜ」みたいなツイートを見て、その瞬間に「俺のことだ!」と思って即リプライを送りました。想像力と行動力。それで実際に参加させてもらったわけですから。

面白いのは、そんなふうに目標への道のりをイメージして、うまく未来決定ができたときって……あ、その計画のことを勝手に未来決定って呼んでて、そういう未来決定が完璧にできたときって、ものすごいドーパミンが出る。本当に出てるかは知らないけど、とにかく考えがまとまって道筋が見えたら、めちゃくちゃ気持ちよくなるんです。

うわ! やがてこんな現実がやってくる! そんなふうにテンションが上がって楽しくなっちゃうんですよ。僕自身、そういうことの繰り返しで、ここまできました。

ソロ・デビューをつかみ取るまでに

さっきも挙げた『FLOATIN, LAB』っていうコンピレーション・アルバムを作ったとき。2011年から2012年にかけてかな。SKY‐HIとしての実績がほとんど何もない時期。もちろんソロ・デビューもしてない。だから、まずはソロ・デビューを目標に定めた。それを因数分解して、そのためには何をすればいいか、ということを考えていった。

まずはSKY‐HIの存在を認識してもらう必要があったから、いろいろなラッパーやトラックメーカーとコラボレーションして、その曲をネット上で無料で発表するっていう活動から始めて。毎月1曲ずつ発表して、それが溜まったらコンピレーション・アルバムとしてまとめる。そして、それで結果を出してソロ・デビューをつかみ取る。

そこまでを最初の段階から想像してました。そして、一つ一つ現実にしていった。

起業に向けて行ってきたこと

No image

規模は違うけど、それは起業に関しても同じようなもの。因数分解や想像をしながら目標に向かっていきました。起業に向けて具体的かつ本格的な準備や勉強を始めたときに考えてたのは、起業準備のために、その時点でやっている何かを減らす、ということはしたくないということ。

起業前の段階で得られる経験値は全て得ておきたいと思ったんです。だからAAAとしてもSKY‐HIとしても、それまでと同じペースで活動しながら準備を進めていった。むちゃとか無理とかは極力しないほうがいいと思ってるんだけど、でも、したほうがいいときというのもあって。

その準備の期間というのは、まさに無理をするべき時期。そう感じてました。準備が整ったのが2018年の終わりぐらいだったと思う。2019年の1年間は覚悟を決めるために必要だったという感じかな。その頃は具体的な数字に落とし込んで会社を設立した際のシミュレーションを繰り返してました。

<TEXT/SKY-HI>

【SKY-HI】

2005年 AAAのメンバーとしてデビューし、同時期から「SKY-HI」としてマイクを握り都内クラブ等で活動をスタート。SKY-HIの名前の由来には“空のように高く無限の可能性を"というメッセージが含まれている。卓越したラップ&ダンス&ヴォーカルスキルと豊かな音楽性、ジャンルの垣根を越えた存在感から他に類を見ないパフォーマンスを見せてくれる。自らバンド音源や演出、照明に至るまでプロデュースするライブツアーは毎度完売が続出。緻密に計算されたストーリーとメッセージが詰まった広い振れ幅の作品たち。自身が紡ぎあげる楽曲の詞にはリリシストとしての力量を遺憾なく発揮し、オリジナリティ溢れる世界観と完成度が毎回話題になり、音楽業界内外からも注目を浴び エンタテイナー・SKY-HI として名を轟かせている。YouTube 「SKYHICHANNEL」Twitter:@SkyHidakaInstagram:@skyhidaka

bizSPA!フレッシュ

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加