◇セ・リーグ 中日2―4DeNA(2022年8月5日 バンテリンD)

<中・D>6回、宮崎に2点適時二塁打を打たれ、ガックリの大野雄(撮影・椎名 航)
中日のエース・大野雄は6回4失点と粘れず7敗目を喫した。チームは後半戦3連勝の後、3連敗。苦手のDeNA戦は今季2勝11敗1分けとなった。
4日のヤクルト戦(神宮)が雨で流れ、今季初のスライド登板となった大野雄は初回に無死一塁から楠本の送りバントの小フライを飛びついて好捕し、素早く一塁に送って併殺に仕留めるなど気迫あふれるプレーを見せたが、小刻みに失点した。スライド登板は通算4試合で0勝3敗となり「次はピンチになっても粘れるように頑張ります」とコメントした。
5回には左翼を守る新外国人のレビーラが先頭の神里の大飛球を背走して見失い三塁打にする拙守が失点につながった。
立浪監督は「大野は立ち上がりからボールもいっていた。レビーラの守備で足を引っ張ってしまったので申し訳ないことをした。ただ、それも承知の上でこっちも使っている。可能性も秘めて、打つ方でも必ず力になってくれると思って、それを信じて使っている。レビーラは守備のミスを返せるように頑張ってもらいたい」と奮起を促した。