球場だからこそ凄さが分かるポジショニング

球場だからこそ凄さが分かるポジショニング

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  • 更新日:2022/08/08

メジャーリーグのテレビ中継を見ていると、打者によって内野手が大移動する「シフト」が当たり前になった。引っ張る傾向が強い打者が多いこと、自分の打撃スタンスを曲げる打者が少ないことも、背景にあるのだろう。

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巨人・吉川

今年から担当する巨人では、極端なシフトを敷くケースは少ない。が、場面によっては守備位置を動かし、ポジショニングが生んだファインプレーも出ている。

5日のヤクルト戦では、左翼手のポランコが1―2の2回2死満塁、打者・塩見の場面で極端に左中間に寄った。ベンチから亀井外野守備走塁コーチからの指示が出ていた。打球は読み通りに左中間に飛び、好捕。ポランコは「本来だったら左中間のど真ん中を抜ける球。亀井さんのポジショニングの指示で移動していたので、全て亀井さんのおかげです」と感謝した。

内野手では、二塁の吉川のポジショニングが光る。特に顕著なのが、広島の坂倉に対するシフト。通常よりも深く守り、一、二塁間を締める。定位置なら抜けていた当たりに追いつくシーンは珍しくない。原監督も「尚輝はよく守っている」と守備を称えることが多い。

二塁手は捕手が出すサインが見えるため、投手が投じる球種、コースを把握できる。時には二遊間に寄ったり、その逆もある。テレビではなかなか分からないのがポジショニング。吉川の守る位置は、球場で見るからこそ分かる凄さだと思う。(記者コラム・川島 毅洋)

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