【秋のガーデニング】すくすく育つ〈おすすめ草花5選〉は、今が種まきのベストタイミング

【秋のガーデニング】すくすく育つ〈おすすめ草花5選〉は、今が種まきのベストタイミング

  • LIMO
  • 更新日:2023/09/22

初心者にもおすすめ!育てやすい草花を種まきして花いっぱいに

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秋は種まきに最適な季節。苗から育てるよりもコスパがよく、種類を選べばガーデニング初心者でも簡単に発芽させることができます。

今回は、秋に種まきができる草花をご紹介。

ガーデニング初心者でも成功しやすい草花をセレクトしましたので、ぜひ秋~春のガーデニング計画にお役立てください。

【写真6枚】すくすく育つ〈おすすめ草花5選〉は、今が種まきのベストタイミング

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

草花の種まきの基本〈ポイント2つ〉

〈ポイント 1〉種の種類を確認する

草花の種には、日光が当たらないと発芽しない「好光性種子」と、暗い場所じゃないと発芽しない「嫌光性種子」の2種類があります。

【好光性種子】

種に日光が当たるよう土はごく薄くかける(種類によっては覆土が不要なものもある)

【嫌光性種子】

日光が当たらないようしっかり覆土する

市販の種袋には「好光性種子」なのか「嫌光性種子」なのか、また覆土の量についての説明も書かれています。種まきの前にしっかり確認しておきましょう。

〈ポイント 2〉草花に合わせた種まきの方法を選ぶ

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Irina Shatilova/istockphoto.com

草花の種のまき方には、大きく分けて3つの方法があります。

【直まき】

土の上に種をばらまく方法。種が重なったり、雨で流れたり、強風に飛ばされたり、鳥に食べられたりすることで発芽に至らないことも。

【点まき】

庭や鉢などの土に穴を開け、2~3粒の種を一緒に植える方法。状態が悪い芽は間引き、元気が良い芽を1本だけ残して育苗する。

【ポットまき】

ポリポットや育苗ポットで種を育て、ある程度成長してから庭や花壇に移植する方法。手間はかかるものの発芽率は高め。

草花によっては直まきを好む「直根性」や、逆に直まきには適さないものあるので要注意。

花畑のような景色をつくりたいときは、発芽率が高く、かつ育てやすい草花の種を混合した「ミックスフラワーの種袋」を購入するのもオススメです。

秋こそ種まき!初心者にもオススメの草花5選

〈オススメ 1〉ネモフィラ

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yoshimi maeda/shutterstock.com

【種まき期:9月下旬~10月上旬(寒地では春まき)、開花時期:4~5月】

青いカーペットのように広がるネモフィラの景色は、もはや春の風物詩。

青い花が咲く品種「インシグニスブルー」が有名ですが、濃い紫の花に白い覆輪が入る「ペニーブラック」、白い花に紫のスポットが入る「マキュラータ」など豊富な品種があります。

移植を嫌うので花を咲かせたい場所に直まきし、3ミリ程度の覆土をおこないましょう。※参考価格:200~500円(種1袋)

〈オススメ 2〉デイジー

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NataliaVo/shutterstock.com

【種まき期:9月上旬~10月下旬、開花時期:12~5月(種から育てるときは3~5月)】

冬から春にかけて、ポップな花姿で庭を彩るデイジー。

赤やピンク、白や紫、複色などさまざまな花色があり、草丈も15~40センチまで幅広い品種が揃っています。種はポットまきでおこない、ごく薄く覆土しておきましょう。※参考価格:200~500円(種1袋)

〈オススメ 3〉スイトピー

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SHARKY PHOTOGRAPHY/shutterstock.com

【種まき期:10月中~下旬、開花時期:4~6月】

庭やベランダを明るい雰囲気にしたいときは、スイトピーがオススメ。

パステルカラーを中心に幅広い花色があり、可憐な花姿で春を彩ってくれます。種が硬いので、前日から水に浸してふやかしておくのが発芽率を上げるコツ。

鉢やプランターで育てたいときは点まきで、庭で育てたいときは直まきかポットまきでおこない、光を嫌うため1センチほどの覆土をしておきましょう。※参考価格:200~500円(種1袋)

〈オススメ 4〉ルピナス

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yoshi0511/shutterstock.com

【種まき期:9~10月上旬(寒地では春まき)、開花時期:4~5月】

1本の茎にたくさんの小花を咲かせるルピナス。藤の花をひっくり返したような花姿から「登り藤」「逆さ藤」という名前でも親しまれています。

赤やオレンジ、黄色といった明るい色合いから青紫などの涼しげな花色まで多くのカラーがあり、草丈も0.2〜1.5メートルとさまざま。

いずれも移植が苦手なので、育てたい場所に直まきし1センチほどの覆土をおこないましょう。※参考価格:300~500円(種1袋)

〈オススメ 5〉ヤグルマギク

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Jaren Jai Wicklund/shutterstock.com

【種まき期:9~11月(寒地では春まき)、開花時期:4~5月】

ナチュラルガーデンを目指したい人は、可憐さと野趣味をあわせもつヤグルマギク(別名・コーンフラワー)はいかがでしょう。

以前は青い花色しかありませんでしたが、近年は赤やピンク、白やニュアンスカラーなど花色が豊富。草丈も低いものから高いものまで幅広く、植える場所にセレクトできますよ。

種まきは直まきでおこない、3ミリほど覆土しておきましょう。※参考価格:200~500円(種1袋)

秋の花を種から育てる楽しみを

草花のなかには、種からでも簡単に花を咲かせられるものが多くあります。

苗から育てるよりも多少手間はかかるものの、発芽したときの喜びや開花したときの感動はひときわ大きいもの。また苗を購入するよりもコスパがよいので、たくさんの花を咲かせたい人は種から育てる方法がオススメです。

ぜひ今年の秋は種から育てるガーデニングに挑戦してみてくださいね。

LIMO編集部

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