リドリー・スコット監督、スーパーヒーロー映画を断っていた「私向きじゃない」

リドリー・スコット監督、スーパーヒーロー映画を断っていた「私向きじゃない」

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  • 更新日:2023/11/21
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リドリー・スコット Photo by Gareth Cattermole/Getty Images

巨匠リドリー・スコット監督が、過去にスーパーヒーロー映画をオファーされていたことを明らかにした。

ホアキン・フェニックス主演の最新作「ナポレオン」の世界公開を控えるスコット監督は米Deadlineの独占取材で、ハリウッド映画の主流であるスーパーヒーロー映画について聞かれると、「私はスーパーヒーローのファンではない」と返答。

「『バットマン』シリーズには2作ほどいい映画があるし、リチャード・ドナー監督の『スーパーマン』はコミックの伝統を見事に捉えている。だが、VFXの能力が向上するにつれて、なぜかリアリティが薄れてしまっている。いまや役者たちが大金を稼ぐサイドビジネスとなっている」

スコット監督もオファーされたことがあるが、「私向きではない」と断っているという。

「実はすでにいくつかのスーパーヒーロー映画を撮っている。『エイリアン』シリーズにおけるシガニー・ウィーバーが演じたキャラクターはスーパーヒーローだし、『グラディエーター』のラッセル・クロウもそう。『ブレードランナー』のハリソン・フォードも、アンチのスーパーヒーローだ。そこらのスーパーヒーロー映画との違いは、 私が手がけた物語のほうがずっと優れていることだ 」

ナポレオン」は、12月1日公開。

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