「飲むほど廃棄減」 コロナで“余った食材”が酒に

「飲むほど廃棄減」 コロナで“余った食材”が酒に

  • テレ朝news
  • 更新日:2021/10/14
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新型コロナの影響で、余ってしまった食材が「お酒」に生まれ変わります。

■8万杯分ビールを蒸留して“ジン”に

「東京リバーサイド蒸留所」では、余った食材を酒造りに再利用しています。

エシカルスピリッツ最高責任執行者・小野力さん:「コロナ禍で苦しんでいる酒類のメーカーの方々とコラボレーションして、ビールそのものをジンにしたり、日本酒そのものをジンにする取り組みが広がっている」

新型コロナの影響で、飲食店などが営業できずに余った、およそ8万杯分のビールを蒸留することによって、ジンとしてよみがえらせているのです。

しかし、なぜ、ビールをジンに変える必要があるのでしょうか?

エシカルスピリッツ最高責任執行者・小野力さん:「ジンにすることによって、半永久的にお楽しみ頂ける。腐ることがないので、ずっと飲んで頂けるものにできる」

一般的に、ビールの賞味期限は9カ月間と言われていますが、ジンにすることで期限を気にせず、飲めるようになるといいます。香りが楽しめるのも、特徴の一つです。

今後も、余った食材をよみがえらせていきたいと話す小野さん。

エシカルスピリッツ最高責任執行者・小野力さん:「やっぱり余ってしまうものって、どの時代でも発生すると思いますので。それらを使って、新しい形で、お客様に楽しんで頂ける価値を提供できれば」

■飲むほど…“パンの耳”廃棄なくなる

余った食材の再利用。意外なものから酒が生まれていました。

シンプルなラベルが特徴のこちらのビール。実は、これまで廃棄されていたパンの耳が原材料なのです。

bricolage bread & co.ベーカリー責任者・河本将さん:「オープン当初の時から、パンプディングにしたり、ラスクにしたり、農家に送って堆肥に使用したりしていたが、それでも余ってしまうパンの耳をどうするか、ずっと模索していました」

そんな都内にあるベーカリーの悩みを解決したのが、パンの耳で作る「ビール」。一緒に考案したのは、長野県にある蒸留所でした。

蒸留所と話し合って、ベーカリーでオーブンを使って焼き上げる「ロースト」という工程を挟むことで、パン独特の香ばしさを引き上げるなど、研究を重ねたといいます。

さらに、ローストして水分を飛ばしておいたことで、新型コロナの影響のために、東京から長野まで持っていけなかった間も、パンは腐らず、無駄になることはありませんでした。

蒸留所の担当者は…。

長野で蒸留所を営むAngloJapaneseBrewingCo.・リヴシー絵美子さん:「一杯飲んだら、もう一杯飲むというのが、絶対的な目標なので。おいしいことによって、飲めば飲むほど廃棄がなくなる。そういうサイクルも、おもしろい」

(「グッド!モーニング」2021年10月14日放送分より)

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