自閉症のアーティストが作ったユニークなキャラクターが、氷見市を拠点にハンドボールのプロリーグ参戦を目指す「富山ドリームス」のマスコットキャラクターに採用されました。
4日「富山ドリームス」の新監督就任とともに発表されたのが、障害者アートを支援する「工房ココぺり」とのコラボレーションです。
「ココペリ」は、「富山ドリームス」のマスコットキャラクター「八天王(はちてんおう)」を制作。投げる、跳ぶなどハンドボールの特性をキャラクターに込めました。
工房ココペリ 米田昌功 代表:
「これが谷内さんの作品、一部だけを持ってきました」「いろんな思いつくままのキャラクターを毎日作っておられまして」
キャラクターのモチーフになったのは、自閉症のアーティストで氷見市在住の谷内英理菜さんの作品です。
作品の中から「八天王」にぴったりのキャラクターが選ばれて、マスコットがデザインされました。
工房ココペリ 米田昌功 代表:
「互いにジャンルの違うものが手を取り合って応援し合うことで、そこに関わる人みんなが自分の個性、得意な分野で輝いて応援できるようになるような、スポーツを越えた人と人との交流の場になっていくような可能性を感じた」
今月14日に行われる富山ドリームスの試合で、谷内さんの作品展も開かれます。