共産が京都3区、6区で擁立見送り 衆院選で府内初の選挙区候補なし

共産が京都3区、6区で擁立見送り 衆院選で府内初の選挙区候補なし

  • 京都新聞
  • 更新日:2021/10/14
No image

衆院選の京都3区と6区を自主投票にすると発表した共産党京都府委の会見(14日、京都市中京区・共産府委事務所)

共産党京都府委員会は14日、京都市中京区の府委事務所で記者会見を開き、衆院選(19日公示、31日投開票)の京都3区と6区は自主投票とし、候補者擁立を見送る方針を明らかにした。全国で進む野党共闘を踏まえた判断で、共産が府内で衆院選(補欠選挙を除く)の選挙区候補を立てないのは、中選挙区制時代を含めて初めてとなる。

共産府委は立憲民主党府連に対し、1区で穀田恵二国対委員長(比例近畿)を野党の統一候補とすることを前提に、立民の前職がいる3区と6区の候補者調整に向けた協議を呼び掛けていた。だが立民府連側が9日、共産と選挙協力を行わない方針を再度表明したため、共闘の実現は困難となっている。

府委の渡辺和俊委員長は会見で、党候補者を「空白」としていた3区と6区について「比例代表選挙に集中する」とした上で、「わが党は野党共闘の立場を貫き、自民と補完勢力を落とす見地で自主投票とする」と述べ、擁立見送りを事実上宣言した。

立民と共産は党中央レベルでは候補者調整などの選挙協力で合意している。こうした中、京都で立民側が共闘を拒否していることに渡辺氏は「都道府県でいろいろ温度差がある」「何回かの選挙を積み重ね、話し合っていきたい」とした。

ただ、党中央が「必勝区中の必勝区」(志位和夫委員長)と位置付ける1区の穀田氏については「野党共闘を進める上で他党も認める抜群の実績がある。実質上の野党統一候補だ」と改めて強調した。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加