兵庫県、警戒レベル引き上げ 休業要請は見送り

兵庫県、警戒レベル引き上げ 休業要請は見送り

  • 産経ニュース
  • 更新日:2020/08/01

兵庫県は1日、新たに32人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1週間平均の新規感染者数が40人を超え、独自基準の感染警戒レベルを最も高い「拡大期2」に引き上げたが、飲食店など事業所に対する休業要請は見送った。

会見した井戸敏三知事は、「家庭や職場での感染が増えているので、県民には十分に注意を払ってほしい」と強調。一方、「医療体制に問題が生じるような状況ではなく、検査体制や療養施設も万全だ」と述べた。

県によると、これまでに従業員ら9人の感染が確認されていた同県稲美町にある事業所で新たに20代男性の感染が判明。県はこの事業所をクラスター(感染者集団)と認定した。男性を含む従業員ら5人は7月中旬に大阪・難波のナイトクラブを訪れていたという。

この日開かれた県の対策本部会議では、感染対策の徹底を目的に「兵庫うつらない・うつさない宣言」を策定。県民に対し、東京や大阪などの感染者が増加している地域への移動自粛のほか、接待や酒の提供を伴う飲食店の利用、若者グループの飲み会を控えるよう求めた。

大阪府は前日に接待を伴う一部飲食店に休業要請を実施することを発表しているが、井戸知事は「兵庫ではそのような施設では感染は起きていない。休業要請には慎重でなければならない」と見送った理由を説明した。

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新型コロナウイルスの対策本部会議後、記者会見する兵庫県の井戸敏三知事=1日午後、兵庫県庁

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