アルコール消毒液の捨て方に注意 そろそろ使用期限 引火の恐れ

アルコール消毒液の捨て方に注意 そろそろ使用期限 引火の恐れ

  • テレ朝news
  • 更新日:2023/09/19
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■そろそろ使用期限 引火の恐れ

新型コロナの感染拡大とともにすっかり日常生活に浸透したアルコール消毒液。

街の人:「コロナがはやっていても、はやっていなくても消毒なのでずっと持ち歩いています」「色んな種類のものが3から4本あるかもしれない」

ずいぶん前に購入したものだったら使用期限が切れているかもしれません。期限は多くが3年とされているからです。

消毒剤メーカーによると、3年と表記されているのは医薬品の製造承認に必要とされる安定性が3年以上だからで、3年を過ぎると即座に使えないような状態になるわけではなく、保証の対象外になるだけだということです。

街の人:「(Q.使用期限が切れている消毒液も?)切れているものもあると思う。でも使っています」「(Q.どう捨てる?)普通に台所で流しそうですね」

不要になったアルコール消毒液を処分する際に最もやってはいけないのは流しに捨ててしまうこと。もしも流してしまうと…。

富山市消防局予防課 森崎学主査:「流しに捨てると、場合によっては下水道等に可燃性蒸気がたまる。その際に小さな火種等があれば、大きな火災につながる可能性は否定できない」

アルコール消毒液の多くはアルコール濃度が60%以上。“危険物”とあるのはコンロの近くでアルコール消毒液を使用したり、アルコール消毒液を吹き掛けた手をコンロに近付けると燃えました。

富山市消防局予防課 森崎学主査:「(アルコール消毒液は)蒸発しやすく、小さな炎で引火しやすい特徴。ご家庭でコンロや石油ファンヒーターの近くで取り扱うと火災になってしまう危険性」

■アルコール消毒液 捨て方注意

アルコール消毒液の適切な処分の仕方は、古新聞や使わなくなった布にかけて染み込ませ、気化したところで燃えるごみに出すことが推奨されています。

富山市消防局予防課 森崎学主査:「アルコールの炎は青白く日中は特に見にくいため、気付かないうちに炎が広がる危険性がある」

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