国連でSDGsサミット、達成「危機的状況」と警鐘

国連でSDGsサミット、達成「危機的状況」と警鐘

  • ロイター
  • 更新日:2023/09/19

Daphne Psaledakis

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9月18日、 ニューヨークの国連本部で2030年までの達成を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」に関するサミットが開かれた。国連本部で撮影(2023年 ロイター/Mike Segar)

[国連 18日 ロイター] - ニューヨークの国連本部で18日、2030年までの達成を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」に関するサミットが開かれた。参加した各国首脳らは、飢餓や貧困の撲滅、気候変動対策などを掲げた目標の達成に向けて早急に行動しなければ、世界は危機に直面すると警鐘を鳴らした。

SDGsは15年に採択され、水・エネルギー分野やジェンダー平等なども含む17の目標を掲げる。

今回の会合で採択された宣言は「SDGs達成は危機的状況にある」とし、「大半の目標の進展があまりに遅すぎるか、もしくは15年の基準より後退している」と危機感を示した。

国連のグテレス事務総長は、達成に向けて順調に進展している目標はわずか15%にとどまり、多くは逆行していると述べた。

同氏は今月、20カ国・地域(G20)首脳らにSDGsを達成するため少なくとも年間5000億ドルを投じるよう求め、今すぐ行動を起こすよう訴えた。

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