「ロシアには有利」...ウクライナ、露ドローン撃墜するほど悩み深まる(1)

「ロシアには有利」...ウクライナ、露ドローン撃墜するほど悩み深まる(1)

  • 中央日報日本語版
  • 更新日:2023/01/25
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トルコの武装無人機バイラクタルTB2 写真=AA提供

ドローンが戦争を変えている。ロシアによるウクライナ侵攻で目立つ変化の一つがドローンの活躍だ。ロシアは昨年2月の侵攻初期、タンクと装甲車を前面に出してウクライナ国境を越えた。ロシア側の名称「特別軍事作戦」を象徴する「Z」が表示されたタンクと装甲車はこの戦争を知らせる象徴だった。

しかし戦力上相対的に劣勢だったウクライナは予想外の善戦を見せた。特に戦線の各地でドローンを利用し、相当な戦果を上げた。ドローン部隊を運営していたウクライナ軍は戦争初期から米国やトルコなど北大西洋条約機構(NATO)加盟国が提供したドローンを積極的に活用し、ロシア軍のタンクと数百台の装甲車を破壊した。

米国がウクライナに提供したスイッチブレード(Switchblade)はバッグに入るほど小さいドローンだ。人命殺傷用として設計されたスイッチブレード300、タンク・装甲車打撃のために製作されたスイッチブレード600の2種類がある。スイッチブレード300の場合、長さ60センチ、重さ2.5キロほどで、最大15分、半径10キロまで飛行できる。大型の発射施設なく使用でき、戦場で活用しやすい。

米国はウクライナに戦術ドローン「フェニックスゴースト」も支援した。その名のように幽霊のように密かに飛行し、不死鳥のように自爆するドローンだ。バイデン米大統領は昨年3月にスイッチブレード100機を、翌月にはフェニックスゴースト120機をそれぞれ支援すると明らかにした。米国防総省は昨年5月、バイデン政権発足以降スイッチブレード700機をウクライナに提供したと公開した。

トルコ製ドローンも戦場で活躍した。中高度の長距離ドローンのバイラクタルはロシア軍のタンク、砲、装甲車、レーダーはもちろんヘリコプターまで撃墜する戦果を上げた。

昨年5月には黒海ズミイヌイ島近隣でトルコ製ドローンバイラクタルTB2がロシア警備艇2隻を破壊した。当時ウクライナはロシアの警備艇が破壊される映像を公開し、軍と国民の士気を高めた。CNNは、バイラクタルが多くの成果を出したことで、ウクライナの流行歌の歌詞に登場し、ペットにバイラクタルと名付けるほど反響を呼んだと伝えた。

トルコのエンジニアの名前から名付けられたバイラクタルは、トルコ軍が2014年からイラク北部とシリアで使用している。2020年のアルメニアとアゼルバイジャンの戦争にも投入された。アゼルバイジャンはバイラクタルを活用し、地上戦を準備したアルメニアの防御網を無力化した。正確な価格は公開されていないが、他社の製品に比べて価格性能比が優れていて人気があるというのが、軍事専門家らの評価だ。

ドローンは捜索用としても有効だ。ウクライナ軍は標的照準アプリをタブレットPCやスマートフォンに設置して活用する。標的を入力すればドローンが正確な位置をリアルタイムで把握し、精巧に打撃する。ドイツがウクライナに提供したというベクタードローンは約15キロにかけて高解像度ビデオを提供し、最大2時間の飛行が可能だ。

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