「十六沢」この名字、読めますか? 東京にある超難読苗字!...でも、「十六夜」が読めたら分かるかも?

「十六沢」この名字、読めますか? 東京にある超難読苗字!...でも、「十六夜」が読めたら分かるかも?

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  • 更新日:2021/09/15
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「十六沢」…この名字、読めますか? 姓氏研究家・森岡浩氏が日本人の難読名字を紹介します。

【画像】読み方は…こちら

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東京にある、漢字と読み方が全く対応していない超難読名字。そのままでは全く読むことができないが、あることに気が付くと正解にたどりつける。そのキーとなるのが、「十六夜」である。

旧暦では1カ月は30日で、15日は原則満月だった(実際には誤差がある)。そして、その翌日の16日から月は次第に欠けていく。従って、今では毎年違っている中秋の名月は、8月15日と日にちが固定さていた。

その翌日の16日もまだ満月に近く、引き続き月をめでることができた。この日没後しばらくしてから上る16日の月は、ためらうという意味の古語「いざよう」から、「いざよいの月」と呼ばれ、やがて「十六夜」と書いて「いざよい」と読むようになった。

この「十六夜」の「夜」の部分を「沢」に変えたのが「十六沢」で、「いざよい」の「よい」の部分を「さわ」に変えて「いざさわ」と読んだ。

同じような由来の名字として、「十六原」(いざはら)もある。

◆森岡 浩 姓氏研究家。1961年高知県生まれ。早稲田大学政経学部卒。学生時代から独学で名字を研究、文献だけにとらわれず、地名学、民俗学などを幅広く取り入れながら、実証的な研究を続ける。NHK「日本人のおなまえっ!」にコメンテーターとして出演中。著書は「47都道府県名字百科」「全国名字大事典」「日本名門名家大事典」など多数。

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