
米議会の機密ブリーフィングで公開された金属型UFO(ユーチューブチャンネル「Weaponized」から)
米軍の偵察機が2016年4月、イラク上空を飛んでいる金属球型UFOをとらえ、国防総省が政府へのブリーフィングでその動画を説明していたという。
UFO研究家のジェレミー・コーベル氏とジョージ・ナップ氏がその動画を入手し、コーベル氏の公式ユーチューブチャンネル「WEAPONIZED(ウェポナイズド)」やツイッター、ポッドキャストで24日、公開した。
米軍の偵察機がイラク上空で金属球型UFOを4秒撮影し、「表面に金属の輝きがあるように見える正体不明の飛行球の短いクリップ」とブリーフィングしたという。動画は機密扱いだが、画面撮りした画像は機密扱いではないといい、コーベル氏が公開した。翼もプロペラもないものが飛行しているのは、どのようなテクノロジーなのだろうか。
国防総省はこれをUAP(未確認空中現象=米政府によるUFOの公式な名称)と認定しているという。政府は1月12日に「UAP報告書」を公表し、2004年から昨年までに、米軍パイロットなどから510件の報告があったと明かし、機密情報ではない部分の画像やテキストなどを明かした。はっきり気球などと特定したもの以外の約400件を調査中で、この金属球型UFOも現在、調査中だという。
国防総省は「UAPが世界中で増えている」と認めている。もちろん〝エイリアンの乗り物〟とはひと言も言っていないが、他国の最新航空機である可能性を重く見て、国防上の重要案件としている。
コーベル氏はポッドキャストなどで「私たちは初めて、紛争地帯の上空で撮影されたUFOの軍用映像を公開しています。イラクの都市モースル上空でインテリジェントによって撮影されたこのUFOに関して、どこのものか、その能力、操縦者、および意図は特定されていません。少なくともUFOは、対処しなければならない基本的なインテリジェンスと戦闘識別の問題を引き起こします」と語っている。
東スポWEB