広島大瀬良が長野ら主力圧倒「逆に怖い」佐々岡監督

広島大瀬良が長野ら主力圧倒「逆に怖い」佐々岡監督

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/02/22
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シート打撃に登板し力投する広島大瀬良(撮影・前田充)

エース復活。広島大瀬良大地投手(29)が22日、1軍キャンプ合流後初となるシート打撃に登板した。長野や新外国人クロンら4選手と対戦。2イニング想定で、のべ9人に1安打無四球3三振に抑えた。直球は最速148キロを計測し、得意のカットボールも切れ味鋭かった。見守った佐々岡真司監督(53)も驚く投球で、手術の不安を完全に払拭(ふっしょく)した。

◇   ◇   ◇

沖縄のマウンドで、大瀬良がはねた。プレートの三塁側端を右足で蹴って投じたカットボールは、左打席の田中広の膝元を突いた。対角線に鋭く食い込む得意球で空を切らせた。続くクロンにも同じ軌道。右打者には逃げていくように曲がり、連続三振を奪った。「結構嫌がっている感じに見えたので今日はいいカットを投げられた」。変化球の精度が高く、直球も最速148キロを計測。制球も安定していた。2イニング想定で長野らのべ9人に1安打無四球3三振。完全復活を印象づけた。

合流後初の実戦形式のマウンドは試運転ながら、球に力と切れがあった。初球いきなり145キロで若い林を遊撃への小フライに仕留めると、続く長野は2球目カットボールで左飛に打ち取った。佐々岡監督は「順調にきている。1、2球目見ておっと思ったくらい。逆に順調すぎて反動が怖い」と想像以上の仕上がりに驚きを隠せなかった。

2イニング目を想定したマウンドではセットポジションから投じた。先頭長野に中前打を浴びたものの、続くクロンはスライダーで見逃し三振。林、田中広の左打者は変化球で打ち取った。「ワインドアップはある程度2軍で仕上げてきていたんですけど、セットは仕上がったところまで来ていなかった。もう少しアバウトに行くかなと思ったけど、想像していたよりもまとまっていた」。自己評価も上々だ。

調整を任された中、きっちりと仕上げてきた。昨年9月の右肘クリーニング手術から春季キャンプは2軍スタートも、20日に1軍合流。気候の変化にも慣れ周囲を納得させる投球を披露した。この時期に計測した148キロに「腕がしっかり振れている証拠」と胸を張る。次回は28日の日本ハムとの練習試合(名護)の先発を予定。早くも本来の姿を取り戻し、3年連続開幕投手へ視界も大きく開けた。【前原淳】

▽阪神御子柴スコアラー「問題なさそう。指にもかかっている。あとは球数とかだね。開幕には、ばっちり間に合う」

▽中日岩田スコアラー(開幕カードで当たる可能性もある大瀬良に)「手術明けの投手とは思えません。真っすぐもカットボールもいいですし、すでにシーズンに入れるくらいじゃないですか」

<大瀬良シート打撃結果>

【1巡目(ワインドアップ)】

林 遊飛

長野 左飛

田中広 空三振

クロン 空三振

長野 三ゴロ

【2巡目(セットポジション)】

長野 中前打

クロン 見三振

林 二ゴロ

田中広 一ゴロ

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