殿堂入り特別表彰は松前重義氏 東海大の創設者で原監督の巨人入団会見に同席

殿堂入り特別表彰は松前重義氏 東海大の創設者で原監督の巨人入団会見に同席

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2022/01/14
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左から巨人・長谷川球団代表、若かりし原監督、松前重義総長、父で東海大野球部監督の原貢氏=(1980年12月08日)

公益財団法人「野球殿堂博物館」は14日、2022年野球殿堂入り通知式を開き、特別表彰では東海大の創設者で、モスクワ大にスタジアムを寄贈するなど野球の国際化にも尽力した故松前重義氏を選出した。

通知式には、親族で東海大学長の山田清志氏が出席。「昨年が松前の生誕120周年、今年は東海大の建学80周年。このような年に殿堂入りさせていただいたことは誇り」と話した。

ゲストスピーチは、東海大OBの巨人・原辰徳監督が行った。父・貢氏は松前氏から招かれて、東海大相模高の初代監督に就任。松前氏は辰徳氏がドラフトで巨人に指名された際の会見にも同席した。

「僕と1つ年上の山下泰裕さん(現JOC会長)の2人は、息子のようにかわいがっていただいたという自負がある。『東海大の前に道はない。われわれの通った後が道となる』と、よく言われました。その精神は今も宿っています」と当時を懐かしんだ。

原監督は、松前氏が89歳で死去した1991年8月25日の大洋戦(東京ドーム)で本塁打を放っている。「今までに私が何か残したものがあるとするならば、松前先生のお力は非常に大きかったと思います」と偲んだ。

▼松前 重義(まつまえ・しげよし) 1901(明治34)年10月24日生まれ。熊本県出身。熊本高等工業学校(現熊本大工学部)、東北帝大(現東北大)を経て逓信省に技官として入省。戦後に衆院議員を6期務めた。46年に東海大を創設し、64年に首都大学野球連盟を設立。日本高野連最高顧問や日本学生野球協会副会長なども歴任し、旧ソ連・モスクワ大の球場建設に携わった。91年に89歳で死去。

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