大相撲 新十両・大の里の連勝が「9」で止まる 歴代最多連勝記録更新ならずも「記録を作りに来たわけではない」

大相撲 新十両・大の里の連勝が「9」で止まる 歴代最多連勝記録更新ならずも「記録を作りに来たわけではない」

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2023/09/21
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一山本(左)にはたき込みで敗れた大の里(撮影・棚橋慶太)

「大相撲秋場所・10日目」(19日、両国国技館)

新十両の大の里(二所ノ関)が一山本(放駒)にはたき込みで敗れ、初日からの連勝が9で止まった。

立ち合いからのど輪を食らい体を起こされると、右にひらりと回った一山本の動きに足が出ず、そのまま土俵に倒れ込んだ。

新十両の初日からの連勝記録は1場所15日制が定着した1949年5月以降、9連勝の初代成山(1953年初場所)、翔天狼(2008年九州場所)が最多。記録更新に期待が懸かった一番だったが、大の里の黒星に館内はため息に包まれた。

取組後は悔しそうな表情は見せず「負けたので、また明日から切り替えて頑張るだけ。15戦全勝する方が難しい」と振り返った。記録更新はならなかったが「気にしていない。記録を作りに来たわけではないので」と淡々。「1日でも早く上に上がることが目標。明日から5日間またエンジンを掛け直して、集中力を高めていきたい」と気持ちを切り替えた。

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