自由研究にもおすすめ!「こどもと楽しむ永青文庫」開催中。大名家の貴重な美術品を鑑賞しよう。

自由研究にもおすすめ!「こどもと楽しむ永青文庫」開催中。大名家の貴重な美術品を鑑賞しよう。

  • HugKum
  • 更新日:2022/08/06
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夏のお出かけ、美術館はいかがですか?この夏、永青文庫では「こどもと楽しむ永青文庫」という自由研究にぴったりの展覧会が行われています。8月25日には、くまもんが来るイベントもあるそうです。ぜひチェックしてみて下さい。

夏休みは永青文庫にいってみよう!

肥後熊本54 万石を治めた細川家から歴代の美術品などを受け継いだ永青文庫。江戸時代より続く下屋敷跡で、大名家の伝来品を鑑賞できる東京で唯一の美術館です。
大名というと男性ばかりが注目されますが、その家族には女性やこどもが大勢いました。ではこどもたちは、大名家の中でどのように暮らしていたのでしょう。

永青文庫の膨大な所蔵品の中には、細川家のこどもの肖像画、こども用の小さな能装束、写真など、こどもに関する様々な資料が残されています。こちらの展覧会では、そうしたこどもに関する作品を導入として、藩主所用の甲冑や参勤交代の絵図、大名調度などを合わせて展示することで、こどもにも分かりやすく大名家の暮らしぶりを解説してくれます。

「こども」をキーワードにしているので、初めての美術鑑賞をされる、お子さんでも理解しやすい内容となっています。夏の自由研究にもぴったりです。小中学生向けの無料ガイドブックももらえるので、美術館で一日鑑賞し、おうちでまとめれば自由研究が完成します。涼しく学んで、素敵な研究を仕上げましょう!

永青文庫って?江戸時代に熊本でお殿さまだったのが細川家!

細川家には、江戸にもお屋敷がありました。そのお屋敷だったところに永青文庫があります。
「文庫」には「本などをしまっておく所」という意味もありますが、細川家が大切にしてきたものを、みなさんにお見せする美術館です。

場所は?歴史は?

東京の目白や江戸川橋、早稲田の近くにあります。隣接するのは大きな池のある肥後細川庭園です。 細川家は700 年も昔から続いています。その 細川家が代々大切にしてきた、お手紙、きれいな宝物や絵 、本などを昔から保存してきたのが永青文庫です。

教科ごとおすすめ作品

美術館お薦めの作品を少しだけ紹介します。今と昔の道具を比較してみる、素材は何で出来ているのか?作られ方を調べる、誰が作ったのか?「作った人」を深く掘り下げて調べていくなど、自由研究のやり方も自由自在です。ぜひ美術館で本物を見てみてくださいね。

理科 江戸時代の星空模型 【重要文化財】「天球儀(渾天新図)」

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重要文化財 津田友正作、安井算哲識「天球儀(渾天新図)」寛文13 年(1673)、永青文庫蔵

天球儀は、球の表面に、星座や赤道などを記した模型です。天球を外側から見た状態で作られているので、地上から見る様子とは反対になっています。小説や映画で知られるようになった渋川春海 (1639 ~ 1715)は、江戸時代の天文学者で、囲碁を家業とする安井家に生まれました。神道や天文暦学を学び、日本人による最初の暦「貞享暦」を完成させています。著書も多く、天球儀、渾天儀、星図の製作も行いました。渋川春海が考案した天球儀は国立科学博物館などにも残されていますが、永青文庫所蔵の天球儀は大型の銅製であり、支柱や刻銘のある台が揃って残されている点でも貴重です。

家庭科 江戸時代のピクニックセット!「菊蒔絵提重」

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「菊蒔絵提重」江戸時代(18〜19 世紀)、永青文庫蔵

堤重は、行楽に用いる携帯食器セットで、桃山時代頃より一般的になりました。食べ物を入れる重箱、盃のほか、一対の徳利などが収められています。全体を菊や流水の緻密な金蒔絵で表わしており、秋の行楽にふさわしい、豪華な大名家の逸品です。

理科 お殿さまの自由研究!?「昆虫胥化図」8 代細川重賢(しげかた)

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「昆虫胥化図」8 代細川重賢、天明9 年(1789)鶴田健春模写、永青文庫蔵

8 代重賢(1720 ~ 85)は、藩政改革や教育改革を行い、名君として「肥後の鳳凰」と呼ばれました。晩年は博物学に熱中し、永青文庫には多くの博物図譜が残されています。「昆虫胥化図」は、幼虫から成虫に変態する様子を緻密に観察し、日付と共に記録したもの。日本初の昆虫生態図鑑と考えられています。本作は、天明9 年(1789)に再春館(熊本藩医学校)の鶴田健春が原本に忠実に模写したものです。

展覧会概要  令和4 年度夏季展「こどもと楽しむ永青文庫」

会  期  2022 年7 月30 日(土)~ 9 月25 日(日)

会  場  永青文庫(東京都文京区目白台1-1-1)

開館時間  10:00 ~ 16:30 ( 入館は16:00 まで)

休館日  毎週月曜日(ただし9/19(月) は開館し、9/20(火)は休館)

入館料  小学生・中学生以下は無料
一般1000 円、シニア(70 歳以上) 800 円、大学・高校生500 円
※障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1 名)は無料。

※お子さまの身長によっては見づらい高さの展示ケースがございます。
※ご来館にあたって、事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※マスク着用(2 歳以下のお子さまは任意)と、入館時に手指の消毒をお願いいたします。
※当館の新型コロナウイルス感染拡大予防対策については、ホームページをご覧ください。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、開館時間の変更または臨時休館となる場合がございます。

くまモンと永青文庫クイズに挑戦!

日時 8月25日(木)①11:30~12:00 ②13:00~13:30 ③15:00~15:30

会場 永青文庫 別館

定員 小・中学生と保護者 各回15人(先着順)

参加費 無料(保護者は夏季展の入館料のみ)

申し込み 7/29(金)11:00より電話03-3941-0850にて先着順。

詳しくはお問い合わせください。
※新型コロナウイルスの感染状況により、中止になる場合があります。

「こども」をキーワードに歴史を学ぶのは楽しい!

この夏は永青文庫で「歴史」をテーマに調べてみるのはいかがでしょう?様々な展示品の中から、お子さんの「好き!」を見つけてみるのもいいですね。アクセスも便利で、緑がいっぱいの庭園もあるので、一日のんびり過ごすことができます。なんといっても涼しく学べる!夏のお出かけの強い味方です。

文・構成/HugKum編集部

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