Windows 11ミニTips 第37回 Hyper-Vの「クイック作成」で仮想マシンを構築

Windows 11ミニTips 第37回 Hyper-Vの「クイック作成」で仮想マシンを構築

  • マイナビニュース
  • 更新日:2022/01/15
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筆者は“OSマニア“と言っていいだろう。今は以前ほど必要としなくなったが、これまでOSの動作を確認するため、Hyper-Vには各種Windowsに加えてLinuxディストリビューション、VMwareではWindows 1.0以降などさまざまなOS環境を保持してきた。

Windows 11時代の「ms-settings」は公式ドキュメントが詳しい

当然ながらストレージとのバランスを見極めなければならないが、最近気付いたのは「SSDに格納するLinuxディストリビューションは不要。必要に応じてインストールすればよい」ということである。

一般的なLinuxディストリビューションは約30GB(Windows 11は80GB)の空き容量を必要とし、まだTBランクで購入せざるを得ないSSDストレージの空き容量を少しずつ消費してしまう。

そこで思い出したのがHyper-Vの「クイック作成」だ。当初はWindows 10(11ではない)の開発環境を気軽に準備する機能として用意されたが、現在もWindows 11の開発/テスト環境と平行して、Ubuntuのセットアップを容易にしている。少々時間を要するが、こちらを用いた方が常に仮想環境を保持するよりもシンプルだ。

これで仮想マシンが使用するディスクイメージのダウンロードや展開が始まり、今回の手順でいえばUbuntu 20.04が利用可能になる。

ただ、ディスクイメージは2GB前後であり、イメージのダウンロードに要する時間や言語選択(キーボード、地域、ユーザー作成)といった初期設定が欠かせない。この手の操作を煩雑に感じるか気軽と捉えるのか人それぞれだが、時間を要しても数ステップで仮想マシンを用意できるのは大きい。

起動するとすぐに使用できる仮想マシンを保持し続けるのが是なのか、必要に応じて新規インストールするのが是なのかはユーザーの判断に委ねよう。少なくとも筆者はWSL(Windows Subsystem for Linux)で十分補えるため、メインPCからLinuxディストリビューション(Ubuntu)を削除した。

著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら

阿久津良和

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