兵庫県尼崎市が全市民約46万人の住民基本台帳情報などが記録されたUSBメモリーを紛失した問題に絡み、フリーマーケットアプリ「メルカリ」に23日午後、「尼崎のUSBメモリ」という商品が出品された。価格は45万2600円(税込み、送料込み)に設定されていた。すぐに削除され、市はいたずらとみている。

メルカリで出品されたUSBメモリーの画面
商品は問題が報じられた直後に出品された。価格は、インターネットで尼崎市の人口を検索したときに一部で表示される「45万2600人」(2015年)と一致していた。
出品者は「Amagasaki」と記され、商品説明の欄には「先日から尼崎で使用しているUSBメモリです。パスワードをかけたまま忘れてしまい、中を開くことができないのでお譲りします」などと記載されていた。(山岸洋介)