「平和を考えるきっかけに」大学生がアプリを制作 長野・松本市

  • SBCニュース
  • 更新日:2021/10/14

終戦から76年、若い世代に戦争や平和について身近に考えてほしいと、松本市の大学生があるアプリを作りました。
四角い箱の中で苦しげに天を仰ぐ、真っ赤な体の人々。
1945年、原爆が投下された広島の光景を被爆者自身が描いたものです。
こうした資料などを通じて、平和について考えるきっかけを作りたいと、松本大学の学生が開発したのが…。
学生「今は外の窓の向こう側が映っているんですけど、動かすと、自分の周り一周に絵が出るようになっています」開発したのはAR=拡張現実の技術を使ったアプリ。
実際の風景の中に「原爆の絵」が映し出されます。
絵をタップすると作品を描いた被爆者の言葉が流れるようになっています。
松本大学では今年度から、有志10人ほどが集まり、「平和に関する勉強会」を開いています。
学生「継続して平和について考えていくためには、考える機会を作っていかなければいけないんじゃないかなって」資料や映像を見たり、戦争で身内を亡くした人から話を聞く中で、若い世代が平和を考えるためには、テーマを身近に感じる仕組みが必要だと感じるようになったといいます。
学生たちは、上田市出身のアーティスト・塚田守さんなどと協力して今回のアプリを開発。
画面を頭上にかざすと、原爆の炸裂した空を表現した塚田さんの作品が表れます。
こだわったのは自分たちの言葉で伝えること。
アプリには学生たちそれぞれの平和への思いや、未来へのメッセージも収録しました。
松本大学4年・藤田達也さん「若者が若者に向けて伝えていくのが大事だと思っていて、僕たちの活動や取り組みを知ってもらえたら」アプリは今月末まで、誰でも無料でダウンロードできます。

mosa

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